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材料力学研究室

対象学年
3・4年次
担当教員名
酒井 孝 教授
Takashi Sakai
学びのキーワード
  • 金属材料
  • 金属3Dプリンタ
  • パスタ
情報発信
> Webサイト

研究の内容

ポイント①:材料力学研究室での研究は、大学の講義で勉強する材料力学Ⅰ・Ⅱとは異なります。→材料力学Ⅰ・Ⅱは古典学問で研究対象ではありません。研究キーワードは金属結晶・機能性材料・金型(FCV)・パスタ、などになります。
ポイント②:実験をする研究室で、プログラミングはやりません。→実験スキルの習得は社会からの要請です。学内や共同研究先にて実験を実施します。なお、CADや解析はツールとして利用します。
ポイント③:IT企業のような自由な研究環境があります。→学生居室はオープンアドレスなデスクです。週一回のグループミーティングで一週間の研究課題を確認し、時間を自由設計して研究課題に取り組みます。毎日のコアタイムはありません。
ポイント④:全ての研究テーマが企業との共同研究です。現在は4社と5テーマ実施しています(2021年度実績)。→企業と共同で「3年後・5年後の実用化のために、今あるものを良くする研究」を実施しています。
ポイント⑤:会社見学会・他大学交流会と学外交流が盛んです。→3年次後期に会社見学会+懇親会を実施します(毎年・5〜8社を訪問・研究動機付けと就活支援の目的)。4年次では他大学との交流会を実施します。
ポイント⑥:就職活動支援で共同研究先企業へ毎年数名が就職しています。→機械・電機メーカーへ就職する人が多い一方で、SEになる人は少ないです。
ポイント⑦:パスタの研究をしていることで、パスタやパスタソースが食べ放題です。→試食用、アンケート調査用にこれらを大量提供しています。
ポイント⑧:機械系、材料系の研究室としては、女子学生が多いです。→研究室全体の25%(2021年度)〜50%(2018年度)います。
※その他の内容については、研究室サイトをご覧ください。

研究の進め方

年間の流れ:3月・先輩との研究引き継ぎ、研究開始→9月・機械系4研究室合同で卒研中間発表会→(一部のグループ:10月頃・日本材料学会関東支部・学生研究交流会にて学会発表)→1月・卒論提出→2月・卒論発表会
研究の進め方:週1回のグループミーティングで一週間分の研究課題を確認します。→自分で時間を自由設計して課題を実施します(毎日のコアタイムなし)→翌週のグループミーテイングで成果を報告して、結果を議論していきます。これの積み上げることで学会発表や卒業論文に繋げていきます。

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社会との関わり

卒業研究の全ての研究テーマが企業との共同研究で、研究室学生たちは共同研究を通じて、実践型インターンシップを経験します。これらは、企業での実験、打ち合わせ、発表、等が含まれ、社会に出る前に企業の研究職を体験することができます。

ゼミ・研究室の魅力

  • フィールドワークができる
  • ⽂献を読み解く力が身につく
  • プレゼンテーション⼒が⾝につく
  • 学外の人と交流ができる
  • 論理的な思考力が鍛えられる
  • 研修旅行やゼミ合宿がある
  • 実践型インターンシップに基づく企業との連携と交流

卒業論文のテーマ

  • 熱処理したA2024の曲げにおける集合組織その場観察
  • SEM-EBSDによるFCV用セパレータ金型のひずみ評価
  • 超硬合金に対するショットピーニング解析の高精度化
  • DEFORM-3Dによるm値を考慮したパスタダイスの解析
  • 種々の金属材料におけるKAMと相当塑性ひずみの定式化

教員のプロフィール

酒井 孝 教授

Takashi Sakai

研究室サイト参照

研究分野
機械材料、金型、パスタ、金属材料工学、結晶方位、集合組織
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