寄付者の想い・感謝の声

2021年6月

奨学金受給者の声 ~新型コロナウイルス感染拡大に伴う学生に対する経済的支援~

文学部4年 Oさん
受給した奨学金:(緊急給付)成蹊大学給付奨学金

理工学部3年 Kさん
受給した奨学金:(緊急給付)成蹊大学給付奨学金

奨学金で叶った東京での就職活動

文学部4年 Oさん
受給した奨学金: 成蹊大学地方出身学生支援奨学金 ほか

 私は大学進学と同時に東北から上京し、勉強の傍ら居酒屋のアルバイトで生活費をまかなっていました。ですが、コロナ禍の影響でお店が休業となり、収入が途絶えてしまいました。
 大学の授業がオンラインに変わったこともあり、一度は地元に戻ったのですが、のちに就職活動を控えていたため、再び上京する必要がありました。実家からの支援も難しく、生活の見通しが立たなかった中、今回の緊急給付の奨学金が新設されたことを知り、母と手を取り合い喜びました。おかげさまで無事に東京に戻ることができ、就職活動をすることができました。
 もともと私は、年齢や国を超えて様々な人とコミュニケーションが取れる人間になりたいと思い、地元でのボランティアや語学に力を入れてきました。残念ながら留学に行くことは叶いませんでしたが、今後も視野を広げるため、語学力の向上などに励みたいと思います。
 このたびはご支援いただき、ありがとうございました。

学生生活の継続を支えてくれた奨学金

理工学部3年 Kさん
受給した奨学金:(緊急給付)成蹊大学給付奨学金

 今回受給した奨学金は、全て学費に充てました。私は自分の意志で大学進学を決めたため、学費は自分で支払っていました。そのため、今回の奨学金はとても助かりました。レポートや課題に追われる毎日ですが、おかげさまで以前よりも成績を上げることができました。
 また、部活動にも継続して取り組むことができました。私は体育会理工学部硬式庭球部に所属しており、現在は部の中心メンバーとして部員をまとめています。昨年はコロナ禍の影響で活動制限がありましたが、今年はリーグ戦昇格を目指し、部員と共に技術の向上に励んでいます。
 コロナ禍でも勉強や部活動に前向きに取り組むことができたのは、この奨学金のおかげです。コロナ禍が終息したら、勉強や部活動だけでなく、短期留学やインターンシップなどにもチャレンジしていきたいと考えています。
 このたびは本当にありがとうございました。今後も感謝の気持ちを忘れず、勉学に精進していきます。

(2021年6月取材)