研究の内容
2年生は教育や福祉など身近な行政課題、3年生は行政改革の是非、4年生は日本の行政の背後にある政治問題などをテーマにしています。具体的には、教育委員会制度、待機児童、年金制度改革、水道事業の民営化、観光公害、統合型リゾート開発、農業など幅広く取り上げています。
研究の進め方
半期で5つ程度の班を作り、各班が1つのテーマについてプレゼンし、全体での討論を取り仕切ります。プレゼンや司会の準備では多くの資料に目を通し、班としてまとめあげるノルマは大変ですが、多様な意見をたたかわせ、新たな視点を発見していく楽しさを実感できます。
未来のゼミ生へ
行政学は「台所の学問」と言われるほど、我々の日常生活に密着した学問です。自分たちの社会が抱える問題に向き合い、解決策について議論をたたかわせた経験は、ゼミ生にとって知の財産になると思います。とりわけ、就活の面接でゼミで勉強したことが役に立ったという先輩たちは多いです。
ゼミ・研究室の魅力
- ⽂献を読み解く力が身につく
- プレゼンテーション⼒が⾝につく
- 論理的な思考力が鍛えられる
- グループで共同作業する大変さとやりがいを実感できる
卒業論文のテーマ
- 子どもの貧困と教育格差
- IR誘致によって地方経済は発展するのか
- 外国人労働者と共に生きるために
- 奨学金の問題点と今後の在り方についての考察
- 日本の年金問題と少子化
- 非正規雇用とどう向き合っていくか
教員のプロフィール

西村 美香
Mika Nishimura
現代社会の諸問題について、行政学の視点から、一緒に考えていきましょう
- 研究分野
- 公務員制度