テレワーク、オンライン会議…
現代社会の「新しい働き方」を考える

[経済学部 経済経営学科*|4年生]
*2020年4月より経済学部(経済経営学科)は経済学部(経済数理学科、現代経済学科)・経営学部(総合経営学科)に改組しました

2022.08.01

所属するゼミ
河路武志先生のゼミ「企業活動におけるICTの活用」
興味を持ったきっかけ
働き方が変化している今、ICTを学ぶことが将来役立つと思ったので。
ゼミの魅力
ひとつのテーマを、時間をかけて掘り下げて学べるところ。
将来のビジョン
4年間の学びや経験を生かせるような仕事に就きたい。

テレワークなどICTの発展について
実践しながら学びを深める

新型コロナウイルスの影響で、私たち学生もオンライン授業を経験したように、働く環境も大きく変わりつつあります。そんな現代社会に必要となる、テレワークなどのICTの発展について学ぶゼミです。先生からテーマを与えられ、グループに分かれてそのテーマについて研究し、成果を発表します。収集した情報が信頼できるものかどうかを確認したり、説得力のある発表の方法を考えたりと、プレゼンできる形にしていくためには多くの準備が必要です。

2021年度の授業で、テレワークを研究しているゼミならではの取り組みとして、自分たちが当事者となって、これまで繋いでいた家や学校以外の環境からオンラインで授業に出席してみました。ホテルやスキー場から授業に参加している学生もいて、さまざまな施設が環境面でテレワークやオンラインに対応できるようになっていることに驚き、興味を深めました。また、社会状況をしっかり把握しておくことの大切さを実感しました。

「自分の問題」でもあるテレワークを
4つの異なる視点から考察

3年次に行った「コロナを境に、働き方にどのような違いが生まれたか」というテーマでは、従業員視点・企業視点・社会的視点・技術的視点という4つの視点から、利点や問題点などを研究しました。私は社会的視点を考えるグループに所属し、2017年より実施された政府の取り組み「テレワーク・デイズ」を取り上げました。研究の結果、この取り組みは紙などのコストや消費電力の削減、交通規制の緩和などに繋がっていたことが分かり、それらの研究結果をまとめました。

就職について考える時期だったので、現実とリンクさせながら研究に取り組むことで、よりリアルに働き方について考えることができました。先入観ではやはり対面を重視していた私ですが、このゼミを通じて、テレワークにもいろいろな良さや、すでに全面テレワークの企業もあるなど、企業によって働き方もさまざまであることを知りました。また、他学生の経験や考えを共有できるグループ学習だからこその学びや発見もたくさんありました。

先生はこんな人

的確な助言で話し合いが進みます

グループで話し合いをする時間が多いのですが、先生はふだんあまり口を出さず、話し合いに行き詰まった時には的確な助言をくださいます。先生の経験をもとにしたいろいろなお話を聞けることがとても興味深いです。研究テーマを考えている時には、私たちの考えているテーマについてあらゆる方面からの意見や資料を提供してくださるので、アイデアに具体性が生まれ、研究方法のイメージもわいて、可能性を広げることができました。

河路武志先生のゼミについて
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経営学部 総合経営学科「企業活動におけるICTの活用」
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