学生の皆様
For Students
学生の皆様
For Students
Career Support
見事に内定を勝ち取った学生に、自身の大学生活と就職活動を振り返ってもらいました。
日本の未来をより良くしたいという思いで、経済学部現代経済学科でデータサイエンスを学ぶRさん。客観的に物事を見る力を自己分析に活かし、強みをアピールして内定を勝ち取りました。
内藤朋枝ゼミ(社会保障論/計量経済学)
Interview
※2020年4月より新しい経済学部[経済数理学科、現代経済学科]、経営学部[総合経営学科]に改組
Topics 01
私は、社会の動きや人間の行動を、データを基に客観的に分析することができる点に魅力を感じて経済学部を選びました。数ある大学の中から成蹊大学の現代経済学科を選んだのは、2020年に新設された学科であり、実践的な科目がカリキュラムに多く組まれていたのが大きな理由でした。大学での学びで一番関心を寄せた分野は、統計学・計量経済学。政策や法律の効果や、人間の行動を数字として「見える化」できる事に面白みがあります。
現在の研究テーマは「データサイエンスを使って少子化とその政策を読み解く」。データ分析では、実際にデータを扱うに至るまでの実証分析が重要な作業になります。なぜその研究テーマなのか、先行研究ではどのようなものがあるか、持論の仮説や予測される結果はどのようなものかといった、研究の土台を作り上げることが大切です。これらの経験を通して、いろいろな視点から客観的に物事を考え、論理の一貫性を築く力が養われました。この力は就職活動の中で、自己分析に大きく役立ちました。自分という人間の本当の強みは何か、自分が志望している業界にはどのような一貫性があるかなど、ロジカルに自分を深く分析することができた点が、就職活動の成功につながったと思います。
Topics 02
就職活動においては「早期化と長期化」に苦労しました。私たちの学年からは就職活動の早期化が顕著で、学業との両立が難しい日程でインターンが実施されたり、大学の課題締め切りとエントリーシート(ES)の締め切りが重なったりと、多忙な日々が続きました。また、就活活動は持っている情報の量により、進路に大きく影響が出ます。先輩や友人からの情報は有益なものが多いのですが、コロナ禍に入学した私はサークルや部活に入っていなかったため、人づてのリアルタイムな情報が乏しく、苦しい状況でした。
そんな中で、キャリア支援センターには、就活全般の相談から、模擬面接、ESの添削などお世話になりました。週一回の利用を有意義に使えるよう、それに合わせて自己分析をしたり、必要タスクをこなしたりと、ペースメーカーとしての役割にもなっていました。何よりも、孤独な戦いの中でキャリア支援センターは心の拠り所となる場所でした。長い就職活動でしたが、職員の方はどんな時も前向きな言葉をくださり、懸命にサポートをしてくださいました。キャリアコンサルタントとしての豊富な経験をもとに、気さくに「ここはどうだったの?」「 こうしたらいいのでは?」といった質問を投げかけてくださり、会話を積み重ねて、自分が気づいていなかった魅力や強みが引き出されていきました。まさに「キャリア支援センターなくして納得内定はなし」。感謝してもしきれません。
Topics 03
業種を選ぶ際にメガバンクに注目したのは、経済の上流に関わることができる点です。社会に大きな影響を与えたい、日本の未来をより良くしたいという思いがあり、他に総合商社・コンサルなども受けました。その中でメガバンクを選んだ理由は、顧客と深い関係性を築き上げていく仕事に惹かれたからです。また様々な業界と関われることは、知的好奇心が旺盛な自分の性格にもマッチしていると感じました。
また、大学で身につけたデータサイエンスの能力を活かすために、就職活動ではDXも重要なポイントでした。 銀行が社会のDX推進を手がけると聞いた当初はイメージがしにくかったのですが、企業研究を深めていくうちに、大手銀行だからこそ実現できるDXの強み、学ぶことができるノウハウがあると実感できたことも、志望理由の一つです。
メガバンクを志望する上で自身の強みとしたのは、「地道な努力を結果に繋げる力」です。14年間、空手道を続けていますが、日々の努力の積み重ねが都大会優勝や全国大会出場という結果に繋がったり、中学生〜高校〜大学と常に学業優秀生として表彰されたりと、つねに努力することを欠かしませんでした。こうした等身大の自分自身を面接で伝えたことが評価されたのだと思っています。
ノートに「自分史」をまとめていました。いわば自分の引き出しのようなもので、文章にすることで自分自身を客観的に見つめ直す助けになりましたし、面接でどの部分を切り札にするか考える時にも役立ちました。
ノートに「自分史」をまとめていました。いわば自分の引き出しのようなもので、文章にすることで自分自身を客観的に見つめ直す助けになりましたし、面接でどの部分を切り札にするか考える時にも役立ちました。
※内容は取材当時のものです。