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2025.12

たこ焼き教室

「コナモン」体験で学ぶ日本の食文化

概要紹介

2024年4月、「たこ焼き」をテーマに「食文化100年継承・鉄板会議2024 たこ焼き教室@成蹊小学校」という授業が、日本コナモン協会・文化庁協力のもと開催されました。文化庁により、「100年フード」(日本の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化)として認定された「大阪の鉄板粉もん文化」。鉄板会議は、日本各地で鉄板粉もんに関わる団体や飲食店関係者が集って意見を交わし、それらを記録として残すことで、その美味しさや食文化を次の世代に継承していく活動です。成蹊小学校の子どもたちも、「たこ焼き教室」で実際にたこ焼きを焼きながら、その食文化について学びました。

たこ焼きを
つくってみよう!

「こみち科」では、実体験や表現活動などを通して子どもの個性や能力を育む独自の授業を行っています。たこ焼き教室は、その一つとして開催されました。

だしをとり、生地を作り、タコを切る…日本各地からお招きした、たこ焼き職人さんからのアドバイスを聞きながら、班ごとに作業を進めます。油をひくための「タコ坊主」もキッチンペーパーとアルミホイルで手作りしました。熱くなった鉄板に油を塗り、生地を流し込んだら、すぐにタコを入れます。返し(生地を返す道具)には割り箸を使い、休まずくるくると回し続けて、ようやくたこ焼きの完成です!

さらに、たこ焼きの前身でもあるラヂオ焼きにも挑戦。レシピや味の違いを実感しながら、たこ焼きの歴史に触れることができました。

たこ焼きから、小麦を知る

目を輝かせ、手を動かしながら、たこ焼きを焼く子どもたち。丸い鉄板の上では生地がふくらみ、香ばしい匂いが教室いっぱいに広がります。たこ焼きをつくるという身近な「コナモン」の体験は、小麦の多様な活用法の学びへと繋がっていきます。

こみち科では、5年生の秋に小麦の種をまき、翌年6年生の初夏に収穫をします。収穫した小麦の実を挽き、粉にして、パンを焼いたり、うどんを打ったり、ラーメンを製麺する――食べることの楽しさを五感で感じ、文化を知ることの大切さを、一連の体験を通して育んでいきます。

先生の視点

TEACHER’S PERSPECTIVE

“食”は、社会とつながる入口

子どもにとって“食”は、社会とつながる入口です。「知る・感じる・考える」といった学びを重ねながら、子どもたちの豊かな心を育んでいきます。授業の様子は、日本コナモン協会公式YouTubeでも紹介されています。ぜひ、いきいきとした姿をご覧ください。

これからも成蹊小学校は、体験を通して食文化を継承し、その意義を考える場を大切にしていきます。

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