第54回学内競漕大会(成蹊レガッタ)リポート
皆さん、こんにちは!学生広報委員会です。
今回は、5月16日(木)に行われた学内競漕大会(以下、成蹊レガッタと表記)の選手たちへのインタビューやキッチンカー、出場者でなくても楽しめる特別企画などなど、大会の様子についてリポートします。

成蹊レガッタとは
この大会は、1年の中で初めて新入生と上級生が同じ立場で参加する行事です。毎年、埼玉県にある戸田公園のオリンピックボートコースで行われます。クラブ・サークル・ゼミ・研究室など多くの団体が参加するレガッタ(=手漕ぎのボートレース)です。混合・男子・女子の3つの部門に分かれていて、1つのボートに各団体から5人が乗ります。4人は漕ぎ、1人は掛け声で漕ぐタイミングを指示します。漕ぎ方は競漕前に教えてもらえるので、初心者でも安心です!

出場者の意気込み
国際交流会館

「留学生たちは1年で帰ってしまう人もいて一度きりの機会なので、全力で楽しんでいい思い出をつくります!」
ラグビーフットボール部

「ラグビーだけじゃなく、ボートもできるぞっていうところを見せたいです!」
男子籠球(=バスケットボール)部

「全員初出場でボートの漕ぎ方すらわからないので、転覆しないように気を付けて勝ちたいと思います!」
今年は無事開催できそうで良かったです!青春の1ページになるといいですね!
レガッタ頑張ってください!!
レガッタの様子


成蹊大学のレガッタは出場団体も応援も多く、また今年はキッチンカーも出ていて、とても活気があるイベントです!
出場者にはレース前にボートの乗り方、漕ぎ方がレクチャーされます。
バランスを保つのに苦戦しながらも、初めての体験に目を輝かせていました。
レガッタは1年生の出場が多く、絆を深めるきっかけの場となっています。
ボートに乗る前後にも他のメンバーと相談したり会話したりと、仲の良さそうな様子が見えました。


試合が始まると、掛け声を行いながら次々とボートが出発していきます。
「キャッチ、ロー」というレガッタならではの掛け声をしながら試合が進んでいきます。
中にはチーム名やメンバー名などの独特な掛け声を使うチームも!
初めてのボートにも段々慣れていき、初出場ながら圧倒的な追い上げを見せるプレイには観客席が盛り上がりました!

お昼ごろにはお腹をすかせた選手たちがキッチンカーに集い、観客席ではお昼ご飯タイムに!
友人やサークルの仲間とわいわい楽しそうに過ごしていました。
キッチンカーの様子は後半で詳しく取り上げています!


午後からは天気が回復するとともに気温も上がり、ボート上では気持ちよさそうに風を切って船を漕ぐ様子が見られました。
朝9時から行われた試合もいよいよ大詰めとなり、歓声が熱を増します。
決勝レースは、今日始めてボートに乗ったとは思えないほどの勢いでスタートしました!
どのチームも息を合わせてぐんぐん加速していきます。
途中まで首位だったチームが抜きつ抜かれつの大接戦になり、最終的には別のボートが前に躍り出てゴール!
見ごたえのある試合が繰り広げられました!
栄えある優勝チームは……!?
TOP3のチーム一覧はこちら!



優勝されたチームの皆さんにヒーローインタビューを行いました!
女子の部優勝 女子硬式庭球部 みたらし団号

「一昨年優勝して、今年も優勝したいと思っていたので、達成できて嬉しいです!」
男子の部優勝 ラグビーフットボール部 SM号

「とにかく楽しかったです。全員1年生なので初出場だったのですが、ライングループを作って手本になりそうな動画を送り合うなど、優勝するために工夫しました!」
混合の部優勝 バドミントン部 チーム翔

「去年は中止だったので今年やっと出場できました。楽しかったです!!」
優勝された皆さん、おめでとうございます!
また、今大会の運営責任者である河路大和さんにお話を伺いました。
――当日の運営で大変だった点はありますか。
「今日は朝から小雨が降っていたので、中止するか遅延するか、遅延としたらどのくらい遅らせるかの判断が難しかったです。決断したあとも電車の大幅遅延が発生し、さらにどういった対応をするかで頭を悩ませました。」
――今大会を振り返っての感想をお願いします。
「参加者が楽しんでもらえるようにイベント作り出来ていたら嬉しいです。今年は規模縮小かつ開始時刻を遅らせての開催でしたが、開催できたことに意味があると感じます。漕艇部の部員が増えたので、来年以降は規模を戻すのに注力していきたいです。」
朝早くから集合し、出場者の誘導や受付、レースの記録など、あらゆる仕事をこなす運営の皆さんのおかげで今大会が開催されました!今年度の大会も参加者の心に残る素敵な思い出になったと思います。体育会本部と体育会漕艇部をはじめ、運営に関わった皆さん、ありがとうございました!!





キッチンカーめぐり
観覧席の近くには、キッチンカーが3台ありました。それぞれケバブ、お好み焼き、クレープを販売しており、お好み焼きとクレープの店ではかき氷も頂けます!
取材がてら私たちもこちらで昼食を頂きました。どれもとても美味しく、川の涼しさを感じながら観戦して食べるクレープやかき氷は格別でした!











キッチンカーの出店はレガッタでは初めての試みだそうです。会場付近にはコンビニなどの食べ物が購入できる場所が多くないので、とてもありがたかったです!
特別企画の様子もお届け!
本部事務所には毎回恒例、気配切りとボードゲームコーナーが!
ボードゲームは定番のジェンガから三目並べ、リズミカルに中華料理を完成させるゲームなど、みんなでわいわいできるラインナップです。
取材班も息抜きがてら遊んでみました!


ルールは簡単ながら、タワーの揺れに一喜一憂するのが楽しいですね。
メンバーそれぞれ違うプレイスタイルを見せるので、新学期に出会った新しい仲間との会話のきっかけになりそうです。
参加者だけでなく観戦に来た人もぜひ利用してみてください!
おわりに
今年のレガッタは最初、天候の影響で開始時刻がずれて最後まで開催できるかどうかわかりませんでした。
しかし、昼から雨が降っていたのが嘘のように晴れ、無事に開催できました。
出場者たちは口を揃えて良い体験だったと言っていました。私たち広報委員を含め出場していない人たちも、応援したり、特別企画のボードゲームや気配切りなどで楽しんでいたりしていました。
漕いでいる様子を見て、広報委員同士で観戦のみにとどまらず「来年は出場したいね」なんて話も出ました!そう思うほどの魅力のある参加者全員が楽しめる成蹊大学ならではのイベント。なかなか他大学では経験できないことだと思いますので、まだ参加したことがない人も参加してみてはいかがですか?
最後に、今回の記事に載せきれなかった写真を掲載します!ぜひ、ご覧ください!!

















担当/福島・蓮見
撮影/小野・泉・福島・樋口・山本・上野・斎藤・岡田・福本・蓮見