【先輩に聞く!就活のリアル】法学部22卒 不動産業界内定
プロフィール
法学部 Iさん
所属団体:ダイビングサークル
受けた業界:不動産・食品・保険
内定した業界:不動産
所持資格:実用英語技能検定2級、PADIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー、華道池坊高等科皆伝
ガクチカ・自己PR:サークルの欅祭係・観光施設でのアルバイト
就活準備のスケジュール
業界・企業の決め方
Q.エントリーする企業を決める際に気をつけていたことはありますか?
エントリーする企業をキャリア支援センターへ報告しに行ったときに、「業界のなかでかなり大規模〜中規模の企業しか見ていないから、もっと小規模なところまで見るように」とアドバイスをいただきました。たしかに、多くの学生に名前が知られている企業ばかり選んでいたので、視野を広げるために4月になって改めて違う業界を見はじめ、かなり焦ってしまいました。これから就活をする皆さんは、大規模な企業だけでなくきちんと業界全体を見るようにしたり、業界を絞りすぎないようにしたりすると後々困らないと思います。
Q.不動産業界に興味をもったきっかけは?
アルバイト先が観光施設であったため、運営委託先である不動産管理会社の社員さんが働く様子を日常的に見ていたことです。そこからビルで働く人に影響を与えられる不動産管理の仕事に興味をもちました。
ES(エントリーシート)について
Q.志望動機において大事なことは?
なぜその企業でなくてはならないのかを示すために、その企業に共感した点を実体験と紐付け明確に書くことです。自分の書いたガクチカや自己PRに自分で質問をしながら深掘りしていくと、答えが見えてくると思います。もしくは、応募した企業で働く姿を想像して、自分がどうなっていきたいのかを考えるのもオススメです。私は、就活中ESを書くことに慣れはじめて、良いことを書いてはいるけれども、応募した企業である必要性が見えてこない文章になってしまうことがありました。せっかくWebテストで合格してもその後の選考でほかの学生と差がつけられなくなってしまうので、一番気をつけておくべきことだと思います。
Q.ガクチカ・自己PRの探し方は?
立派な経歴を書く必要はなく、今までの経験のなかから努力してきたことを明文化することが一番の方法です。私は、ノートの真ん中にやってきたことを書いて、そこから線を引っ張り、具体的に何をしたのかを次々とメモしていきました。
Q.実際にどのような自己PRを書きましたか?
観光施設でのアルバイトについて書きました。日本人だけでなく、外国人のお客さんも来る場所だったので、お客さんに合った提案をする姿勢や、大学で学んだ中国語を活かせたことを自己PRにしていました。一度施設がリニューアルした際に、運営側にお客様の意見を取り入れた提案をした経験も書きました。
ただ経験を書くのではなく、そこから端的に「学修面での向上心がある」、「相手の意見を反映できる」といった自分の特徴を一言で表せるようにすると良い文章に仕上がると思います。
Q. ESは誰に添削してもらいましたか?
多いときは週1でキャリア支援センターの方に添削していただきました。相談するときは、同じ人に見てもらうようにしていました。そうしたことで、自分のESの内容や就活の進捗を共有でき、より的確やアドバイスをいただくことが出来ました。また、アルバイト先の先輩など身近な人からは、自分では気づいていなかった長所を教えていただきました。企業によっては、ガクチカを複数求められることがあるので、書ける話題が増えて非常に助かりました。
後輩へのアドバイス
Q.就活中にやっておけばよかったと思うことはありますか?
1dayのインターンに参加することが多かったので、冬季インターンなど2日から1週間くらいのものに参加してもよかったのかなと思います。事業内容を掘り下げるにはもちろん1dayでも十分ですが、業務内容の理解やESに書く経験としては弱いなと思いました。
Q.後輩へアドバイスをお願いします!
アルバイト先の社員さんや、サークルのOB・OGなど、社会人と関わる機会をもつことをオススメします。仕事内容もそうですが、話を聞くことで自分はどのような働き方をしたいのかなどを具体的にイメージしながら就活を進められると思います。これからの就活はオンラインと対面の併用になっていくと思いますが、その会社の雰囲気を掴むためにも、会社説明会などはなるべく対面を選ぶことをオススメしたいです。質問をするときは会社のホームページを読み込み予習したうえで、働き方や会社の好きなところなどホームページ上ではわからないこと、行ってみて初めてわかることを見つけるとよいと思います!
就職活動の流れという初歩的な質問から、ESのトピックの探し方など個人の体験を交えたお話までしていただきました。Iさんの「立派な経歴を書く必要はなく、今までの経験のなかで努力してきたことをガクチカや自己PRに書くのが一番」というお話から、無理に自分を大きく見せるのではなく、等身大の自分を知ってもらうことが大切だと感じました。皆さんも今回の記事から就職活動のヒントを得られたのではないでしょうか? ここで得たものを自身の就職活動に活かしていきましょう!
担当/飯塚・迎・石橋