2021 年度四大学運動競技大会リポート|前編

10月 22日(金)~24 日(日)の 3日間、成城大学で『第 72 回四大学運動競技大会』が行われました。今回は、四大学運動競技大会(以下、四大戦)の基本情報と2年ぶりの開催となった今大会の模様を 2回にわたって紹介します!

1·2年生のなかには「四大戦って何だろう?」こう思っている人も多いはず。まずは、四大戦がどのようなイベントなのかをご紹介!

四大戦の歴史

四大戦とは、成蹊大学、成城大学、武蔵大学、学習院大学の四大学合同で毎年秋に開催しているスポーツ大会です。その歴史は古く、1950(昭和25)年に学習院大学で開催された第1回大会では、成蹊大学が優勝しました。それからは毎年各大学が持ち回りで当番校を務め、今年度は成城大学において、第72回大会が開催されました。
ところで、なぜ上記の四大学なのでしょうか?実は、この四大学は戦前に旧制高等学校であった共通のルーツを持っているからです。戦後、新制大学として開学してからのつながりも深く、学生や教職員の交流が続いていく中で、毎年のスポーツ大会が行われるようになりました。

①第1回大会プログラム表紙
(昭和25年 於・学習院)

②第14回大会プログラム表紙
(昭和38年 於・成蹊)
~四大学運動競技大会三十年史より

③第34回大会開会式写真
(昭和58年 於・成蹊)
~第34回四大学運動競技大会アルバムより

四大戦の種目

体育会所属団体で活動する学生が出場する“正式種目”、サークルに所属する学生をはじめ、誰でも参加可能な“一般種目”、各大学の教職員によって行われる“教職員種目”の3つに分かれています。正式種目と一般種目の合計得点が最も高い大学が総合優勝です!

新型コロナウイルスの影響により、今年度は正式種目のみの戦いに。競技によって実施される日程や会場が異なり、多くの競技は22日の開会式より前に実施されました。成蹊大学は2位の学習院大学に6.5点差をつけて1位で開会式を迎え、残るバドミントン、競泳、駅伝の3種目で優勝を争うことに!
四大学が力をぶつけ合い白熱した四大戦。その結果は後編で…!

※写真撮影時のみマスクを外しています。

担当/髙島・樺井