2022年度学位授与式

キャンパス内の桜の花が咲き始めている3月18日(土)、2022年度学位授与式が挙行されました。
私たち学生広報委員が、晴れやかな1日の様子をお伝えします!

当日はあいにくの雨でしたが、色鮮やかな袴姿は、灰色の空の下で一層際立って見え、とても華やかでした。卒業生の皆さんは友人と笑顔で門を通りながら、4年間の楽しかった思い出を話していたのではないでしょうか。

式典は昨年度と同様に、午前と午後の二部制で行われました。

午前の部:文学部、法学部、文学研究科、法学政治学研究科
午後の部:経済学部、理工学部、経済経営研究科、理工学研究科

4号館と5号館、6号館は式典のYouTube配信を見られるモニター会場となっており、ぞくぞくとご家族が集まっていました。

学長式辞では、ネガティブ・ケイパビリティについてのお話がありました。これから先の人生において何か問題にぶつかったとき、時間をかけることをいとわず、焦らず対処することの大切さを話されました。
新型コロナウィルス感染症の拡大により様々な困難を経験されて来たであろう卒業生を励ますとともに、卒業後も力強く人生を歩んでほしいという思いが伝わってきました。

在学生代表送辞では、この数年の情勢などから、当たり前の生活の大切さについて語られました。そして、お世話になった卒業生へ感謝の言葉が贈られました。
卒業生代表謝辞では、学生生活を振り返るとともに、教職員や家族などへの感謝が述べられました。

式後に、卒業生のみなさんにインタビューを実施!成蹊大学での思い出やこれからの目標など、たくさんお話を聞かせていただきました。

経済学部経済経営学科 中野さん、貝森さん(写真左から)

――大学生活で一番思い出に残っていることは何ですか?

(中野さん)ゼミが印象的でした。友達ができて嬉しかったです!
(貝森さん)トラスコンガーデンなどで友達と過ごした楽しい時間が印象に残っています。

――誰に1番感謝を伝えたいですか?

(中野さん)両親です。1年生の頃は送り迎えをしてくれていました。学費についても感謝しています。
(貝森さん)私も両親です!家が遠いため、大学に通うサポートをしてくれていました。

――後輩に一言お願いします!

(中野さん)Uni.に所属していましたが、友達がたくさんできるのでおすすめです!
(貝森さん)ゼミの先生だった山崎由香里先生は、すごく親身になってくれる先生です!

法学部法律学科 石井さん、角田さん(写真左から)

――大学生活で一番思い出に残っていることは何ですか?

(石井さん)テニスのサークルで関東大会などに出場し、仲間と勝利を分かち合ったことです!
(角田さん)バレーボールのサークルで四大戦の本戦に出場し、優勝できたことです!

――これからの進路や目標を教えてください!

(石井さん)今は公務員試験を受けるための勉強をしています。まずは先を見すぎずに、試験を頑張りたいと思います。
(角田さん)地元の新潟で家業を手伝いながら自分の仕事にも専念し、自立したいと思います。

文学部現代社会学科 清水さん

――後輩に一言お願いします!

成蹊大学には、のびのびと様々なことに挑戦できる環境が整っていると感じるので、勉強や部活など自分のやりたいことにどんどんチャレンジしていってほしいです!

――どのような社会人になりたいですか?

人に指示されてからではなく、自分から能動的に動けるような人になりたいです。


私たち学生広報委員会の先輩方にもインタビューさせていただきました!

経済学部経済経営学科 矢向さん、小林さん、松本さん(写真左から)

――学生広報委員会の仕事はいかがでしたか?

(矢向さん)私たち学生も組織の立ち上げに関われたことが印象に残っています。
(小林さん)コロナ禍でもオンラインで活動することができてやりがいがありました。
(松本さん)コロナ禍になってしまったため、今までの活動を踏襲するのではなく、自分たちで新しいものを作っていくことが良い経験になりました。

――誰に一番感謝を伝えたいですか?

(矢向さん)両親はもちろんですが、彼氏に感謝を伝えたいです。私が悩んでいたときに、私の考え方を肯定してくれたので、自信がつき、就活も頑張ることができました!
(小林さん)育ててくれた両親はもちろんですが、バイト先の人です!素敵な仲間と出会うことができて良かったです!
(松本さん)高校時代の担任の先生です。先生のご指導のおかげで大学に通うことができ、今の自分がいます!

――後輩に一言お願いします!

(矢向さん)やりたいことはすべてやってみることが良いと思います!
(小林さん)みなさん一人ひとりそれぞれの魅力があるので、その個性を大切に頑張ってください!
(松本さん)大変なことや困難なことはたくさんあるけれど、みんなで協力していけば道は開けます!


冷たい雨の中インタビューに応じてくださったみなさん、ありがとうございました!

天候が悪い中の式典ではありましたが、キャンパス中に卒業生のみなさんの笑顔が溢れていました。晴れやかな様子で友人と写真を撮ったり、おしゃべりをしたり、最後の思い出づくりをしている姿に、私たち後輩も感動しました。
インタビューでは、コロナ禍によって大変な時期があったのにも関わらず、勉強や部活、課外活動、空きコマなどさまざまなところで大学生活を楽しんでいたことが伝わってきました。私たちも、残りの大学生活を大切に楽しく過ごしていきたいと思います!

改めまして、卒業生・修了生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。これからのご活躍を、在学生一同心よりお祈りしています!

担当/丸山・谷口
撮影/中江・小野