年に一度のMagic! 欅祭2024 ~vol.1 屋外編~

1123日(土)・1124日(日)の2日間成蹊大学で年に一度の「欅祭」が開催されました今年のテーマはMagic」。このテーマのように普段の学生生活から一変した魔法のような2日間でした今回は屋外編と屋内編2つに分けてお送りします!vol.2の屋内編合わせて、お楽しみください!

本館前ステージ

オープニング企画

欅祭は、学生たちの熱意が詰まったオープニングで盛大にスタート!

テーマソング『まほうのように』が披露されると、会場全体が一気に熱気と期待感に包まれました。

その後、ダブルダッチサークル「Double Eight」が登場。息の合った華麗な技とダイナミックなジャンプで観客を魅了しました。続いて、チアリーダー部「DELPHIS」がエネルギッシュで迫力満点のパフォーマンスを披露し、観客席からは大きな歓声と拍手が響き渡りました。さらに、成蹊学園のマスコットキャラクター「ピーチくん」も加わり、会場は一体感ある盛り上がりを見せました。

オープニングイベントは約1時間にわたり進行。これから始まる2日間の「まほうのような時間」を予感させる、華やかな幕開けとなりました。

Double Eight

X:@DoubleEight12 
Instagram:doubleeight__88

DANCE TEAM JAM[z]

1日目の午後に盛り上がりを見せたのは、ダンスサークルJAM[z]によるパフォーマンス!始まる20~30分前から、ステージの前には大勢の人が集まり、注目を集めていました。音響トラブルにより時間が押してしまいましたが、無事に開演すると、ダンサーの皆さんの盛り上げにより観客から大きな声援が上がりました!
様々なジャンルの曲に合わせて、それぞれ表情豊かに魅力を発揮しており、圧巻のパフォーマンスに釘付けになりました!


成蹊大学 DANCE TEAM JAM[z]

X:@danceteamjamzz
Instagram:@danceteamjamz 

書道

2日目のスタートを盛り上げたのは、書道部のパフォーマンスでした!

真っ新な紙の上で作品が出来上がっていく様子は目を見張るものでした。

まず、華々しいスタートを飾った下級生のパフォーマンス。「愛」をテーマに、爽やかな音楽と共に色鮮やかで今の世の中に響くメッセージ性のある作品を作り上げていました。

次に、欅祭でのパフォーマンスが最後となる3年生。袴の衣装に身を包み、一筆一筆を丁寧かつ豪快に書いていく様子は、3年間の集大成を感じられるもので圧倒されました。そんな3年生の皆さんが書いたのは「秋を悲しまず、ただ秋を愛す」という、秋の季節にぴったりの意味が込められた作品でした。

2日目も欅祭の盛り上がりを予感させる素敵なパフォーマンスでした!


見応えあるパフォーマンスを披露してくださった書道部の部長、掛札若奈さんに終演後、インタビューしました!

Q.パフォーマンスを終えて、率直な気持ちを教えてください!

A.今まで練習してきたことを出し切ることが出来たので良かったです!

Q.欅祭に向けてどのような準備をしてきましたか?

A.部室で部員全員で書く練習に励んできました。また、3年生は最後の欅祭だったので、自分たちがやりたいことをきちんと本番に出せるように意識して練習に取り組みました。

Q.普段の活動はどのようなことをされていますか?

A.月に2回、活動をしています。外部の先生に作品の添削を受けながら、指導していただいています。

Q.最後に書道部のPRポイントを教えてください!

A.男女共に同じくらいの人数で、仲が良く楽しく活動しています。今年は出来ませんでしたが、毎年合宿や旅行なども行っていて楽しいイベントもあります!


ダブルダッチ

ダブルダッチサークルDouble Eightによるパフォーマンスには、開始前から楽しみにしていた来場者でステージの周りは多くの人で賑わっています。

冒頭は大迫力のアクロバットからスタート!その迫力に学生記者も思わず歓声を上げました!大きな拍手が起こり、一気に観客の心をつかみます。何回も縄を回す人が入れ替わり、流れるように次々と技を披露していく姿に圧倒されました!

少人数のグループでのパフォーマンスは、それぞれの特徴や個性が存分に生かされた演技になっており、見ていて飽きないパフォーマンスでした!周りで見ているメンバーも手拍子をしたり、パフォーマンス中のメンバーを鼓舞したりと、メンバー間の仲の良さも垣間見られました。

應援指導部・チアリーダー部

2日間大盛り上がりだった本館前ステージのラストを飾った應援指導部、チアリーダー部「DELPHIS」のパフォーマンス。公演前からステージを楽しみに待つ多くの人が集まっていました!一糸乱れぬダンス、皆で協力して繰り出される大技の数々。見ている人たちは拍手と大歓声を上げずにはいられません。4年生にとっては、最後の欅祭のパフォーマンスということもあり、集大成と言えるようなエネルギッシュなステージでした!また、体育会本部とのスペシャルコラボもあり、会場は大盛り上がり!秋の寒さに負けない、元気かつ笑顔溢れるパフォーマンスを披露してくれました!

成蹊大学應援指導部 チアリーダー部DELPHIS

Instagram:@seikei_cheer

中庭ステージ

軽音団体合同有志

2日間を通して中庭を通る人たちの視線を集めていたのは、軽音団体合同有志による演奏!沢山のバンドがパフォーマンスを行っており、快晴の空の下、ステージの前は常に盛り上がっていました。それぞれのバンドの息が合った巧妙な演奏は、まさに欅祭の目玉の一つ!ギター、ドラム、ベースなど各楽器のソロ演奏もあり、バンドメンバー全員が観客を沸かせる見事な演奏でした!

成蹊大学 軽音楽部

X:@seikei_keion 
Instagram:@seikei__keion 

成蹊大学 軽音団体FSS 

X:@seikeifss
Instagram:@seikei_fss 

成蹊大学 軽音団体フォークタウン

X:@seikei_folktown
Instagram:@seikei_folktown 

成蹊大学 軽音団体AMP

X:@AMP_rock_ken
Instagram:@amp_rock_2023

展示

馬術部

さまざまなステージや模擬店で盛り上がる中、教室棟を通り抜けて行くと馬場に到着!

ここでは、人参の餌やりと乗馬の体験が出来て、小さい子供から大人までたくさんの人が楽しんでいました。そして、同時に販売していた蹄鉄は2日間で完売という大盛況ぶりでした!その中で我々、学生記者は人参の餌やり体験をさせていただきました。馬の迫力に圧倒されてドキドキでしたが、自分があげた人参を美味しそうに食べる姿が愛おしくなりました!

成蹊大学 馬術部

X:@seikeiuma
Instagram:@seikei_equestrian_team

公式ホームページ:https://seikei-uma.jimdofree.com/


模擬店

欅祭本部 町おこし企画 日本魅力発見~明日行きたくなる町、安曇野市~

欅祭の模擬店エリアに、長野県安曇野市の地域おこし協力隊の皆さんが特別に出店し、古くから受け継がれてきた日本の糸作りの伝統を伝えに来てくださいました!

こちらのワークショップでは、繭を丸々一つ使った紬糸づくり体験や糸車体験、特殊な技術により加工した生糸を使用したアクセサリーづくり体験などが行われていました!!普段なかなか見ることができない生糸や、糸車を間近で見て体験することができる、とても貴重なワークショップでした。

生糸を使ったアクセサリー

今回は長野県安曇野市で地域おこし協力隊をされている中村知香さんにインタビューをさせていただきました!

Q.普段はどんな活動をされていますか?

A.長野県安曇野市の地域おこし協力隊のお仕事をしていまして、天蚕を振興することが私たちのミッションなのです。なので、日頃は地元の小学校の子供たちに天蚕の文化を伝え、紬糸の作り方を教えるワークショップを開催しています。また、今回の欅祭のようなイベントの出店のお手伝いをすることもあります。そういった仕事がないときは、繭から生糸をとるデモンストレーションを見学者の方にお見せしたり、糸自体を作る活動を行ったりしています。


Q.今日のために準備してきたことなどありますか?

A.今回のワークショップ自体が安曇野市でやっていないことで、全てオリジナルです。特にアクセサリーのブースは天蚕センターではやっていないですし、糸を作るワークショップも今のところ安曇野市ではお休みしているので、ほとんどこの欅祭のために作りだしたワークショップという感じです!


Q.地域おこし協力隊になられた理由や経緯について、ぜひお聞かせいただけますか?

A.もともとは病院のリハビリのお仕事をしていたのですが、山に登ることが大好きなので、山の近くで暮らせる長野県に移住してきました。そこで安曇野市が発祥の地と言われる天蚕に興味を持ち、繭を使った新薬や化粧品の開発も進んでいることから、繭を使って何かできることはないかと思い、この道に進もうと決心しました。今は山を登りつつ登山ガイドの資格を目指し、山の仕事もしながら天蚕の方の仕事をし、糸も紡げるようになりました。

お芋堀サークルのさつまいもスティック

お芋堀サークルが出店しているさつまいもスティックをいただきました!

味はプレーン、黒みつ、メープルシロップ、のりしおの4種類。私達学生記者はプレーンを選びました。さつまいも本来の甘さがしっかりと感じられ、シンプルでありながらもとても満足感がありました。温かくてホクホクとした食感が寒い季節にぴったりで、心まで温まるような一品でした!

お芋堀サークル代表4年の鈴木颯さんにインタビューをしました!

Q.普段はどんな活動をされていますか?

A.これまでは専業農家さんのところに直接行って農業ボランティアをすることが多かったのですが、最近は大学内の畑を借りることができたので、そこで農家さんの力を借りずに自分たちの力だけで作ることをメインに活動しています。

Q.欅祭に向けて準備をしてきたことは何ですか?

A.私たちの所属するお芋堀サークルは農業ボランティアで、サツマイモを一から育て、収穫し、販売するという一連の流れを実現したいという思いがありました。専業農家さんのお手伝いをさせていただきながら栽培方法を学び、それを基にサツマイモを育て、今は収穫したサツマイモを自分たちで切ったり、仕込みをしたりして欅祭に出店しています。


Q.一番人気のメニューは何ですか?

A.一番人気はメープルシロップです!おすすめはのり塩です!!


SeiviorのSei餃子

ボランティア支援センター学生スタッフSeiviorが販売している水餃子「Sei餃子」を食べました!温かいスープにもちもちの水餃子が冷えた体にしみわたります!

ここではSeivior2年の花村拓己さんにインタビューをしました!

Q 普段はどんな活動をしていますか?

A ボランティアの普及、啓発を目的として活動しています。実際に自分たちもボランティアに参加しますし、在学生に向けてボランティアの良さを伝えるためのイベントの企画なども提案しています。


Q人気のメニューを教えてください!

A 醤油、ラー油、柚子胡椒の3種類がありますが、一番人気がラー油です!スープにアクセントを加えられるのでとてもおいしいと思います。


Q 欅祭に向けてどんな準備をしてきましたか?

A 販売の準備もありますが、中華料理の餃子を出店するため、中国をモチーフとした装飾や、Seiviorの活動紹介のポスター作成に力を入れました。

成蹊大学 Seivior

X:@seikei_vcg
Instagram:@seikei_gakusuta


管弦楽団のひびけ!たいやきくん!

毎年恒例!管弦楽団からは「ひびけ!たいやきくん!」の出店です。

たい焼きの焼けるいい匂いに惹かれ、多くのお客さんが食べに来ていました。

こしあん、クリーム、抹茶、チョコレートの4種類あり、私達学生記者はチョコレートを食べました。一口食べたら溢れ出すぐらい餡がたくさん詰まっていました。生地が分厚く食べ応え抜群!これは、美味い!!

X: @seikei_univ_orc
Instagram:@seikei_univ_orc

体育会本部の豚ヤロー

体育会本部は「豚ヤロー!」を出店していました。6号館前で芳しい香りを漂わせていました!「豚ヤロー!」の豚汁はゴロゴロ野菜がたっぷり入っていて食べ応え抜群!

冷えた体を豚汁で温めようと、子供から大人まで多くのお客さんで賑わっていました!

X:@seikei_honbu
Instagram:@seikei_sports_official


欅祭イルミネーション

夕方になるとイルミネーションが点灯し、正門から続く道沿いや会場内のテントがライトアップされました!昼間の賑やかさとは一味違った落ち着いた雰囲気が広がり、イルミネーションの光が冬の寒さを和らげてくれるようでした!皆さん写真を撮ったり温かい飲み物を片手に話したりしていて、心地よい時間を過ごしていました!

今回は、欅祭の屋外の様子をお届けしました。寒さに負けないほど熱いステージや模擬店は、とても充実しており、学生記者も楽しむことができました!

また、2日目の最後には、中庭ステージにてエンディング企画が行われました。ダンスやバンドパフォーマンス、ビンゴ大会で大きな盛り上がりを見せた後、フィナーレには花火が打ち上げられました!冬の気配も漂う秋の夜空に輝く花火は、息を吞むほど美しかったです!

次の記事では屋内の様子をお届けしますが、その前に記事に載せきれなかった写真をご覧ください!

また、学生広報委員会の活動について知りたいと考えている方はこちらのリンクからどうぞ!   

X: officialzelkova
Instagram:official_zelkova  

担当/澤田・日野・石井・桜田・長谷川・橋爪

撮影/澤田・泉・日野・斉藤・栗原・橋爪・宮崎