2024年度 学位授与式

3月19日(水)、2024年度学位授与式が執り行われました。寒さと風が激しく吹き荒れる中、それでも卒業生たちは晴れやかな表情で卒業していきました。式典は昨年同様、全学部・全研究科が一堂に会する、一部制で開催されました。



学長式辞

森学長の式辞では、成蹊学園の創立者である中村春二の詩「たしかなあしぶみ」を引用してお話がありました。その詩の中で、人生を一歩一歩歩いていくことの大切さが読まれていることに触れ、卒業生が将来、困難に直面した時の一助となることを願っていると話されました。

入学当時、新型コロナウイルス感染症によってさまざまな困難に直面しながら、それを乗り越えてきた卒業生たちに、今後も頑張って欲しいという気持ちが伝わってきました。

在学生代表送辞

在校生代表の送辞では、卒業生が過ごした大学生活を振り返り、エールが次のように送られました。

「卒業生の先輩方はワンキャンパスの特徴を活かして、異なる学部・学科の学生と交流する中で刺激を受けあい、多角的な視点と多様な価値観を身につけました。そこで習得した仮説立て・行動・検証の力をこれからの予測困難な時代に存分に発揮してください。」

卒業生代表謝辞

謝辞では、まだ新型コロナウイルスの影響が残る頃、期待と不安を胸にスタートした大学生活を振り返り、先生方や職員の皆さんへの感謝が述べられました。

また、高校生の頃から興味を持っていたラジオ番組制作の授業を受講した際には、限られた時間で内容を伝えることの難しさを感じたそうです。現代社会で短いメッセージのやり取りをする中で、相手に伝わりやすい表現を考えることについての大切さを知る機会になったと話されました。

卒業生の皆さん、この度はご卒業おめでとうございます。

在校生一同、皆さんの成蹊大学での学びや経験がこれからの人生を彩り、ますます素晴らしいものになることを心より願い、応援しています。

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担当/松尾・田島

写真/泉・宮崎・斉藤