ドラマ撮影地を巡礼!
成蹊大学は多くのドラマや映画に撮影地として使われています。皆さんも私たちの大学が登場しているドラマや映画を見たことがあるかもしれません!?
そこで今回は、成蹊大学が撮影地となったドラマ、映画を場所ごとに聖地巡礼の形で紹介します。また、撮影の受け入れを行う企画室広報グループにインタビューを行い、その様子もレポートします!「どのドラマ、映画が撮影で使われているのだろう?」「撮影の裏側を知りたい!」そんな疑問をこの記事が解決してくれます!
欅並木


正門の前にある並木道は、距離は短いですが大きな欅が並んでおり、成蹊生だけでなく地域の方々にも親しまれています。新緑の季節から秋の紅葉まで、四季の魅力を感じることのできる並木道です。
そんな欅並木は、主に以下のドラマの撮影地として使われています。
・花より男子
・花のち晴れ
(2025/2/1時点)
花より男子、花のち晴れの舞台である英徳学園へ入る道として使われています。リムジンや高級車で欅並木を通学するシーンを見たことのある方も多いのではないでしょうか。
前庭


本館の前にある前庭は、日当たりもよく、成蹊生の休み時間の定番スポットです。昼ご飯を食べたり昼寝をしたりと思い思いに過ごしています。桜の木があるため、春は特に多くの学生が集まり花見を楽しんでいます。
そんな前庭では、主に以下のドラマの撮影地として使われました。
・花のち晴れ
・万博の太陽
(2025/2/1時点)
英徳学園の校舎前としてドラマ内で使われている以外にも、出演者の方々のオフショットにも出てきています。
本館

本館前

正門を通ると目の前に見える建物が、本館です。本館は、成蹊大学のシンボルで、最も古い建物です。
正門から本館への道や、本館前は、主に以下のドラマ、映画の撮影地として使われました。
・花より男子
・安堂ロイド
・きょうのキラ君
・ひるなかの流星
・ヒロイン失格
・春待つ僕ら
・花のち晴れ
・silent
・空飛ぶ広報室
・万博の太陽
(2025/2/1時点)


ドラマ「silent」で、佐倉想が主人公である青羽紬の弟、光の忘れ物を届けるシーンで、大学正門から本館前の道が使われました。
その他には、ドラマ「空飛ぶ広報室」の第8話、自衛隊の説明会にて訪れた大学として成蹊大学の本館と本館前の道が使われました。この第8話の中で2人の関係性が大きく変わる重要なシーンが撮影されました。
大講堂

本館の2階には、大講堂があります。2階が入り口、内部前方は3階部分まで吹き抜けで、後方3階部分がギャラリー席になっており、現在も大学はもとより、学園や各学校のさまざまな行事に使われています。
そんな大講堂は、主に以下のドラマ、映画の撮影地として使われました。
・花より男子
・空飛ぶ広報室
・MIRACLE デビクロくんの恋と魔法
・春待つ僕ら
(2025/2/1時点)
大講堂は、ドラマ「花より男子」で、花沢類のお姉さんである静が、学園のOGとしてスピーチをした全校集会やドラマのオープニングで登場しました。
ドラマ「空飛ぶ広報室」では、主人公の稲葉リカと空井大祐が就職説明会に訪れた大学として使われました。
本館屋上

屋上から眺める成蹊大学情報図書館(左)

撮影に使用されているのは本館の前、中だけではありません!屋上も撮影に使われていることを知っていましたか?
学生が普段立ち入ることのできない屋上では、大学全体を一望できる素敵な景色が広がっており、解放感があります。正門からも目立つ校章が入った学園旗は、大きな存在感を放っています。
そんな本館屋上は、主に以下のドラマ、映画の撮影地として使われました。
・ドラゴン桜
・ひるなかの流星
(2025/2/1時点)
本館屋上は、映画「ひるなかの流星」で、主人公与謝野すずめと教師である獅子尾五月が話合うシーンで使われました。
大学情報図書館



正門を通ってすぐ左手側に見える情報図書館は、開放感のある特徴的なデザインから成蹊大学の目玉スポットの一つとして知られています。図書館内で特に印象的なプラネット(グループ閲覧室)は、普段は学生や教員が数人で演習を行う際などに使われています。
そんな大学情報図書館は、主に以下のドラマ、映画の撮影地として使われました。
・ヒロイン失格
・花のち晴れ
・本心
(2025/2/1時点)
大学図書館は、ドラマ「花のち晴れ」で、主人公たちが通う英徳学園のライバル校、桃乃園学園の校舎として使われました。
アトリオ


本館の後ろには緑の広がる中庭、アトリオがあります。キャンパスの中心に位置しているアトリオでは、生徒が昼食を食べたり、休み時間に休憩したりする憩いの場として親しまれています。また欅祭では、多くの来場者で盛り上がる軽音のライブイベントにも利用されています。
そんなアトリオは、主に以下のドラマ、映画の撮影地として使われました。
・ドラゴン桜
・ヒロイン失格
(2025/2/1時点)
アトリオは、ドラマ「ドラゴン桜」で、大学試験前に生徒たちがお互いに鼓舞するシーンで使われました。
企画室広報グループにインタビュー!
ここまでは、成蹊大学の各場所で使われたドラマ、映画を取り上げてきました。また、今回実際に撮影に立ち会われている企画室広報グループにインタビューを行いました!成蹊大学とメディアをつなぐ企画室広報グループから見た、撮影の様子をお聞きしました!
Q撮影の依頼はどうやって受け付けていますか?
A一般的に電話、メールで受け付けています。
Q撮影している様子をお見掛けしませんが、いつ行われていますか?
A教育機関なので、学生の皆さんの活動を第一に考えて、授業や部活の妨げにならないようにしています。早朝や代休の日、長期休暇期間中などに撮影をしていることが多いです。
Q撮影に立ち会うことはありますか?
A 成蹊大学の担当として、撮影の立ち合いはもちろん行います。他にも、撮影前、事前に大学内の施設の施設の紹介をはじめ、控室の用意、車の入構の整理なども行います。欅並木(正門の外)等、地域の方々も通行される場所は、特に安全の確保にも配慮しています。
Q撮影はどのくらいの時間行われていますか?
Aシーン数にもよりますが、1日がかりです。特に、成蹊大学が主な撮影地の一つとして利用されている「花のち晴れ」は、数日かけて撮影をしました。天気にも影響されるので、予定の時間通りにいかないことも多くあります。
Q 聖地巡礼を目的として成蹊大学に来てくださる方がいらっしゃいますが、それに対してどのようにお考えですか?
A当時高校生だった学生たちが「ドラマを見て成蹊大学に憧れて入学した。」「実際にオープンキャンパスに来場して決めた。」という声をよく聞きます。そういった声は大変うれしいですし、頑張った甲斐があったと思います!
また、若者が興味を持つ学園のドラマや映画などは、特に話題性があると感じています。
一般の方が気兼ねなく入れる欅祭やオープンキャンパスで、ぜひ学園を見に来てほしいです。また現在は、成蹊大学とキンシオタニさんのコラボレーションで1号館や6号館、情報図書館の階段などに限定のデザインがありますので、そちらもぜひ見に来ていただきたいです。
いかがだったでしょうか。この記事ではすべてを取り上げることはできませんでしたが、実は情報図書館や本館だけでなく、成蹊大学全体が撮影地として使われています。普段私たちが使っている施設が、ドラマ、映画の中では違う設定で使用されているのは新鮮ですね。また、広報グループへのインタビューは、撮影をする上での苦労や裏側を知ることができ興味深い内容でした。インタビューを通し、広報グループの方々の成蹊大学に対する熱い思いを知り、よりこの学園を好きになりました。この記事で取り上げたドラマ、映画を実際に見て、どのシーンで成蹊大学が使われているか探してみてください!
また、学生広報委員会の活動について知りたいと考えている方はこちらのリンクからどうぞ!
X(旧Twitter): @officialzelkova
Instagram: official_zelkova
担当/蓮見・日野・皆川・松尾・竹谷
写真/蓮見・日野・中江
画像/SEIKEI CAMPUS MAPから引用