サステナブル・ツーリズム×共創

みなさんは観光をするときに環境について意識したことはありますか?美しい景色を楽しむ一方でその魅力を未来に残すためには様々な取り組みを行うことができます。

今回は、7月11日(土)に紀伊国屋書店新宿本店3階のアカデミックラウンジで行われた小室譲先生による講演の様子をお届けします!


講師紹介

小室譲先生

成蹊大学国際共創学部准教授、サステナビリティ教育研究センター所員。
専門分野は観光地理学であり特に持続可能な観光開発、労働・雇用など社会的持続可能性を専門とされています。

講義の様子・内容

今回の講演には、若い世代や旅行好きの方など様々な参加者が集まりました。講師の小室准教授が実際に訪れた沖縄や海外の写真・動画が紹介され、まるで現地を訪れているかのような臨場感の中で学ぶことができました。
テーマにもある「サステナブル・ツーリズム」とは、観光による経済効果だけでなく、自然環境や地域の暮らしを守りながら、持続可能な形で観光を発展させていく考え方です。

講演では、タイのサムイ島や京都、沖縄の宮古島など、国内外の人気観光地が紹介されました。一方で、その美しい景観の裏側では、水不足や交通渋滞、景観の悪化といった様々な課題が深刻化している現状についても説明があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
講演の終盤では、これからの観光地づくりには、地域住民や行政、事業者だけでなく、観光客も重要なステークホルダーの一員であることが語られました。観光地の未来を守るためには、一人ひとりが当事者意識を持ち、それぞれの立場で協力していくことが大切だと伝えられました。

今回の講演は、観光地を「楽しむ場所」としてだけでなく、「未来へつないでいく場所」として捉え、観光客自身の役割について考える貴重な機会となりました。

感想

今回の講演を聴くまではサステナブル・ツーリズムは行政やホテル、観光事業者などが環境に配慮した取り組みを進めることで成り立つもので、自分にはあまり関係のないことだと考えていました。しかし、講演を通して、観光客も観光地を支える大切なステークホルダーの一人であり、一人ひとりの行動が観光地の未来につながると感じました。これから旅行に行く際には環境に配慮したホテルや施設を選んだり、マイボトルやエコバッグを持参してできるだけごみを減らしたりするなど、自分にもできることを意識して行動したいと思います。観光地を楽しむだけでなく、その美しい自然や地域の暮らしを未来につないでいくために自分自身も責任を持って行動することの大切さを改めて実感しました。(笹本)

今回の講演を通して、観光を「楽しかった」だけで終わらせてはいけないと強く感じました。例えば沖縄の海をきれいであると感動するだけでなく、その景色を未来に残すために自分がどのような行動ができるのかを意識する必要があると思いました。また、講演内容から日本よりも海外の方が環境保全に向けた具体的な行動を積極的に進めている印象を受けました。これから旅行をする機会が増えるからこそ、単なる観光者ではなく環境を守る主体として行動する意識を持ち続けていきたいです。さらに、海外ではほかにどのような取り組みが行われているのかを調べてみることも自分の行動を広げるうえで興味深いと感じました。(吉田)

いかがだったでしょうか。今回の講演では、観光の楽しさの裏側にある課題と、私たち観光客が担う役割を知ることができました!この記事をきっかけに、観光のあり方を考え、未来の観光をより良くする視点が広がれば嬉しく思います。

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担当/笹本・吉田
撮影/笹本・吉田