体育会を盛り上げよう!【アメフト編】
私たち学生広報委員会は、成蹊大学体育会を盛り上げるべく、体育会アメリカンフットボール部の4年生最後の試合と、ラグビーフットボール部のグループ昇格をかけた重要な試合に行ってきました!!
(以下、アメリカンフットボールはアメフト、ラグビーフットボールはラグビーと表記。)
ところで、アメフトとラグビーの違いはご存じですか?
「アメフトとラグビーは同じ?何が違うの・・・?」と思う方が多いと思いますが、実はルールが全然違います!
おもな違いを下の表にまとめてみました!
アメフト部 【2部】Aブロック3位決定戦
2021年12月11日(土)にアミノバイタルフィールドで開催された、「【2部】Aブロック3位決定戦(VS帝京大学)」。
4年生にとっては感動の引退試合となりました。
試合結果の前にまずは、広報委員会のカメラボーイズが撮った写真をご覧ください!
試合結果
結果は、20対14で帝京大学に勝利!!
前半では7対14と相手にリードを許すヒヤヒヤの展開でしたが、チーム一丸となって反撃!
チームカラーの赤を身につけた観客も、より一層応援に力が入りました。
その結果、一気に追い上げて逆転を果たしました!!
部員からメッセージ
主将4年 重藤 遼さん
序盤では相手にペースを握られ、我慢の時間が続く厳しい試合でした。それでも普段から大切にしている部員同士のコミュニケーションによって相手の動きに対してのアジャスト(調整)ができ、後半からは成蹊のペースで試合を進められ、最終的に勝利することができました。自分たちのすべてを出しきり、有終の美を飾ることができたと思います。
この4年間は常に1部リーグ昇格という目標への戦いでした。1、2年時は昇格戦に敗れ、昨年はコロナで昇格戦自体が中止。そして今年はリーグ戦で敗れてしまい昇格戦のステージに立つことすらできず、目標を達成できませんでした。それでもこの4年間が無駄になったとは思いません。仲間と一緒に戦ってきた思い出は一生の宝物ですし、自分たちが築いてきたものを後輩たちが引き継ぎ、来年こそは1部リーグに昇格してくれると信じています。
次期主将3年 本多 匠さん
帝京大学戦は前半にリードを許してしまい、敵を追いかけるゲーム展開となりました。しかし後半になってチームの闘志に火がつき、勝利を収めることができました。
試合が終わって真っ先に感じたのは、最後に勝利できたという晴れやかさでも、来年こそ1部リーグへ昇格するという熱い思いでもなく、もう4年生の先輩方と一緒に戦えないんだという喪失感でした。3年という長い期間お世話になった先輩方がいなくなるのはとてもつらく、一緒に練習できない未来が想像できていないのが現状です。
でも、ここで立ち止まっているつもりはありません。これまで「ZELKOVAS」(チーム名)の歴史を紡いでくださった先輩やOB・OG、関係者の方々、何より自分自身に恥じることのないよう強く、誠実で、魅力ある立派なチームにしていきたいです。
また成蹊大学にはスポーツ推薦がないため、ほかの体育会団体の皆さまもチーム強化に苦心されていると思います。ともに励まし合い、成蹊大学体育会全体を盛り上げていけたらと思っています。
アメフト部 兼 成蹊大学体育会本部4年 アシュウォース ケビン 正矢さん
主力の選手がけがをしていたので、正直このメンバーでこんなに戦えるとは思っていませんでしたが、4年生を中心に試合を支配することができました。個人的に池田選手のインターセプトは、彼が4年間アメフトに打ち込んだ姿勢が形となって表れているように感じました。最高の試合でした。
(※インターセプト:オフェンス側が投げたパスをディフェンス側がキャッチして奪うこと)
4年間を振り返ってみると、1年時は周りから期待してもらえるような選手になることができ、2年時では試合で活躍する楽しさを知りました。3年時にけがを負ってしまいましたが、それでも部活動を辞めずに大好きな先輩方とアメフトをすることを選びました。
そして4年時。キックリーダーとして後輩とたくさん話し、楽しい1年を送ることができました。1部昇格はできませんでしたが、後輩たちが来年果たしてくれると期待しています。
この4年間、アメフト部や体育会本部を通して、縦や横の繋がりの大切さを知ることができました。これからはその思いを卒業生として後輩に伝えたいと考えています。
成蹊大学体育会はスポーツ推薦がないなかでも、本当に素晴らしい成績を残しています。それを自信に変えてほしいと心から思います。アメフトやラグビー、ラクロスや水球。ほかにもさまざまな団体が誇らしい成績を出しているので、もっともっと高みを目指して頑張ってください!!
記者の感想
アメフトの試合を初めて観戦しましたが、危険を顧みず相手とぶつかり合い、果敢に攻めていく姿勢に迫力を感じました。ファインプレーに対して周りの選手が喜びを分かちあっている様子に感動!プレーしている選手に加え、出場していない選手、マネージャー、応援に来た観客の方々などすべての皆さんの思いが勝利に繋がったように感じます。最後のあいさつでは涙ながらに話していた4年生。この試合で4年間のすべてを出し切ったその姿に、心を打たれました。
今回の取材でアメフトの魅力を知り、もっとたくさんの方に試合を観てほしいと思いました!(1年 丸山)
試合のウラ
試合のウラでは、選手を全力で支えるマネージャーさんたちの姿がありました。
またチアリーダー部(DELPHIS)の全力の踊りと声援で会場がさらに盛り上がりました!!
以前までは感染対策のためチアの応援が中止されていましたが、今回の試合から復活!
会場の外では、OGの皆さんがアメフトチーム「ZELKOVAS」のグッズを販売!
マフラータオルやTシャツなど、さまざまな種類がありました。
縦の繋がりの強さを実感!
私たち広報委員会はマスクシールをゲット。
コロナ禍ならでは!感染対策をしながら、みんなで熱い声援を送りました!
アメフト部のSNSはこちら!ぜひチェックしてみてくださいね!
Twitter:@zelkovas_seikei
Instagram:@zelkovas_seikei
試合後に集合写真をパシャリ!やり切った感でいっぱいの表情でかっこいいです!!
次の記事では、ラグビー部の試合をリポートします!
お楽しみに♪
担当/丸山・鈴木
撮影/岩吉・中江