先輩たちに聞く!履修の決め方|Vol.2 文学部・法学部編

新入生、新2年生、そして履修に悩むすべての成蹊生のため、私たち学生広報委員会が全学部の先輩たちに履修の決め方を聞いてきました!(第1回経済学部・経営学部編」をまだ見ていない方はコチラもチェック!)

第2回となる今回は「文学部・法学部編」。
この2つの学部はフォーカス選択やLE選抜コースの検討など、自分で学びのプランを選択する学部になります。それらの仕組みを十分に理解するためにも、それぞれの特徴を見ていきましょう!

Vol.2 文学部・法学部編

文学部英語英米文学科 R.N.さん 1年次の履修

☆他学科の授業も履修してみよう!

この時間割では、前後期ともに他学科授業を1授業(2単位)ずつ履修しています(前期火曜3限「平和学入門」、後期月曜5限「メディア文化論」)。

他学科の授業を履修することは強制ではありませんが、社会学やメディア学をはじめ、世界各地域の文化、さらには日本文学まで、非常に幅広い分野を学ぶことができるという点は文学部の大きな魅力です!ちなみに英語英米文学科では、他学科の単位を自由設計科目として30単位まで卒業単位に含むことができるのでご安心を。

他学科の授業を履修することは、自分の興味関心の幅が広がるだけでなく頭のリフレッシュにもなるので、ぜひ履修登録の際に他学科授業についても頭の片隅に置いておいてください!

☆英語英米文学科の後期フォーカス入門科目について

後期の時間割には3コマのフォーカス入門科目が登録されています(火曜2限「英語圏文化入門220」、水曜2限「英語圏芸術・文学入門230」、木曜2限「英語学入門210」)。

英語英米文学科の学生は、2年次から各自で選択したメインフォーカスを中心に学ぶことになるのですが、1年次後期の入門科目はそれらを基礎から学べる貴重なお試し授業です!

授業を受けているうちにその分野に対するイメージが変わることもありますし、他のフォーカスからも合計8単位を履修する必要があるので、すべてのフォーカスの基礎を学んでおくことは後々重要になります。先生方からも3コマとも履修するように指示を受けると思いますが、ここでも強くオススメしておきます!

法学部法律学科 R.A.さん 1年次の履修

☆自己分析をしておくこと!

まず、自己分析をしてみましょう。「何に興味があるのか」「どんなことを学びたいのか」「自分の得意・不得意分野は何なのか」。この3つが最低限の自己分析要素です。

私の場合、法学以外に世界の政治や経済、キャリア、伝えることについて考える・学ぶことに興味があり、それに従って履修を組んでいました(前期月曜3限「比較政治経済」、前期水曜3限「キャリアプランニング」、後期月曜2限「企業と社会」、後期火曜2限「教養演習入門」……etc.)。また、英語は苦手分野なので様々な英語学習法を学ぶ授業を選択していました(前期金曜2限「自分でデザインする英語学習」)。

☆LE(Legal Expert)選抜コースを目指そう!

法律学科は3年次からLE選抜コースに登録することができます。このコースは、法律のエキスパートを養成することを目的としており、“在学中の資格試験合格を目指す学生”や、“法科大学院を志望する学生”などに最適なコース!なぜなら3年次に集中的に学修することで4年次にどのような計画で学修を進めるか比較的自由に設計できるからです。

登録要件がありますのでここで確認しておきましょう。
2年次終了時点で、
 1.必修の基本科目14単位中10単位を取得していること
 2.選択必修の基本科目8単位以上を取得していること
 3.50単位以上を取得していること
 4.GPA順位が学年の上位1/2以内であること
が登録要件です。

LE選抜コースを目指すことで自分の目標達成に向けて努力することにつながり、つらくてもそれを乗り越え、積極的になります。それだけでなく学力・行動力・人間力にも磨きがかかり、目指すことに損はありません!履修登録をする前に自分なりの目標を掲げて取り組んでみてください!

学生広報委員からのアドバイス

最後に私たち、学生広報委員から全学部に共通する履修登録の際に役立つポイントをお伝えします!

1.一日の授業数をよく考えて決めること

大学の授業は1コマ100分と非常に長く、連続して授業を登録してしまうと集中力との闘いになることも…。興味のある授業でも連続した授業の取りすぎには要注意です!

2.単位数はなるべく上限まで履修をしておくこと

進級要件があり、単位数が関わってきます。履修していても単位が必ず取れるとは限らないので不安要素を少しでも減らし、なるべく上限まで履修を入れるようにしましょう。

3.授業時間外の活用法を考えたうえで時間割を組むこと

どの時間に何の授業を受けるか、という基準も人それぞれになります。通学に長時間を要する学生が1限の授業が少なくなるように工夫する一方で、午前中に授業を詰めて午後はアルバイトに専念するという学生もいます。「授業時間外をどのように活用するか」を基準に履修を組むのもオススメですよ!

いかがでしたか?先輩方のアドバイスを参考に、各々が納得のいく履修を組んでみてください!
さて、次回はラスト「理工学部編」。理工学部の皆さん、お楽しみに!

※時間割や科目名等は2020年度の旧カリキュラムのもので、変更されている可能性があります。必ず当該年度の履修要項等で最新の情報を確認し、履修の手続きを行ってください!

<文>
中村・有川