先輩たちに聞く!履修の決め方|Vol.1 経済学部・経営学部編

新入生、新2年生、そして履修に悩むすべての成蹊生のため、私たち学生広報委員会が全学部の先輩たちに履修の決め方を聞いてきました!今回から全3回にわたり、成蹊生の履修事情をお伝えしていきます。

第1回は昨年度から一新された「経済学部・経営学部編」。
経済学部・経営学部1年次には経済学・経営学の基盤を作る大切な授業が多くあります。難しい講義にもついていけるよう、履修を計画的に組んでいきましょう!


Vol.1
経済学部・経営学部編

経済学部現代経済学科 M.N.さん 1年次の履修

私の場合、集中力がもたないので、連続で入れるコマは3個までにしたり、レポート課題が苦手なので、テストで成績をつける授業が少し多めになるようにしたりしていました。また、総合IT副専攻を履修したいと考えているので、それに必要な授業を取るようにしています。

ここからは経済学部の履修登録についてのお役立ち情報を要点ごとに紹介していきます。それ以外の学部の方にも通ずるポイントがあるかと思うのでぜひ参考にしてみてください!

☆自分で選択する授業は少しだけ!

私の場合は前期であれば2つ、後期であれば4つの授業を自分で考えて履修していました。1限が苦手でも、容赦なく必修の授業が入ることがあります。自分で決める授業はできるだけ負担にならないように配置することをオススメします。

☆1年生の経済系の科目はテストが多い!

必修の経済系科目でレポートを書いたのは1度だけでした。毎授業行われる小テストや、授業内での発言など授業に対する積極的な姿勢によって評価されます。テストに追われるのを少しでも避けたい方は、選択の授業でレポート評価の授業を取るのがいいでしょう。

余談ですが、統計学と経済数学は気がつくとあっという間に置いていかれてしまうので、事前にわからないところは教科書を読み込んで勉強しておくと安心です。

☆副専攻を考えているならお早めに!

副専攻を考えている場合は、1年次から意識して計画的に履修しないと、必要な単位を取りきれない可能性があります。私の場合、後期に情報活用をいくつか履修したかったのですが、抽選で結局1つだけになってしまいました。取れるときにできるだけ取っておきましょう。

☆第二案も考えておこう!

先ほどの情報活用の話のように、抽選に外れることは結構あります。その後に履修登録し直すのですが、そこまで時間があるわけではないので第二案を考えておく必要があります。焦ってその場しのぎで選んでしまうと、あまり必要ない授業を取ってしまったり、キツイ1日ができあがってしまったりする可能性があります。

☆言語系科目について!

個人的に英語が得意ではないので、むやみに英語の授業は取らないようにしていました。選択せずとも、元から英語の授業、第二外国語の授業が週に2回ずつ入っているので、それだけで十分でした。ただし外国語と技能で16単位以上必要なので、技能より英語のほうが得意な方は積極的に取るといいかもしれません。

☆重視する点をしっかり決めてみよう!

履修登録は人によって重視する点が変わってくるもの。履修登録をする際にはまず、自分の重視する点をしっかり決めてみてください!そうすることで選択肢が絞られてきます。成績評価方法と自分の得意・不得意の相性、夕方はアルバイトをしたい、英語もしっかり勉強したい、などの目的に合わせて自分なりの時間割を作れるのが大学です。充実した学びある学生生活にするためにも、しっかりと考えて履修しましょう!

経営学部総合経営学科 K.M.さん 1年次の履修

私は英語力向上のために、必修のほかに2つ英語の授業を取りました。そのほかの授業は基本的に曜日や時間を気にせず、純粋に興味をもった授業を選択していました。

後期では、火曜日にあえて何も授業を入れず、1日休みを作ることで、課題や自主的な勉強の時間などにあてていました。

☆クラスについて

1年次の経営学部の授業は必修科目がほとんどです。経済経営基礎科目の授業は、入学時に学校から決められた2つのクラスに分けられ、そのクラスごとに授業が行われます。

クラスによって授業が実施される曜日や時間帯が異なりますが、経済経営基礎科目・基礎演習などは大学がランダムで決めるので、自分で選ぶことはできません。ちなみに英語は入学前に受けるプレースメントテストの成績でクラスが分けられます。

学生広報委員からのアドバイス(高度情報分析プログラムついて)

次に、経営学部の特徴である「高度情報分析プログラム」についてご紹介します。

経営学部には2年次から「高度情報分析プログラム」という、複雑な情報を論理的に整理・分析し、実際のビジネスで役立つ総合的な能力を養うことのできる上級プログラムがあります。これは通称「情プロ」と呼ばれており、1年次の総合成績や登録志願票の内容などを総合的に判断したうえで選抜された、25名の学生だけが所属することができます。

情プロ生に選ばれた25名の学生は、高度学際科目と呼ばれる科目を履修することができます。これは、情プロに所属している学生のみ受講可能な、より高度で実践的な内容の授業です。具体的にはExcelやSPSS、Rなどを用いたデータ分析や画像処理、HTML/CSSを用いたWebページ作成、新事業のビジネスプランについてグループで考え、プレゼンするなどといったものなどがあります。

また、一般の学生は単位の年間履修上限が40単位であるに対し、情プロ生は最大44単位まで履修することが可能になります。これによって2、3年次で授業をたくさん取り、就活で忙しくなる4年次の授業を少なくするといった、より柔軟な履修の組み方が可能になります。

※高度情報分析プログラムについて、さらに詳しく知りたい方はコチラをぜひご覧ください。

どうでしたか?参考になる内容はありましたか?
次回は「文学部・法学部編」。文学部・法学部の皆さんはもちろん、文・法志望の受験生は必見です!

※時間割や科目名等は2020年度のもので、変更されている可能性があります。必ず当該年度の履修要項等で最新の情報を確認し、履修の手続きを行ってください!

<文>
松本・永田