【先輩's Voice】オススメ授業 Vol.4|文学部編
ZELKOVA99号の特集ページで紹介しているオススメ授業を、より詳しくお届け!今回は文学部のオススメ授業を紹介します。文学部2年Oさんと、授業(2022年度)を担当されている桜井宏徳先生にお話を伺いました。
日本文化を探求することで、その文化の素晴らしさを世界に正しく伝えるスキルが身につく「日本探求」科目。日本文化の本質を深く知ってみませんか?
授業データ
『貴族社会の暮らしと文学』
桜井宏徳先生(非常勤講師)
授業内容
この授業では、代表的な古典作品を取り上げ、その作品をもとに平安時代における貴族の暮らしを学びます。そのため、古典作品を読むうえで必須となる基礎知識が身につきます。食事や着物などの日々の暮らしに関することから、行事、怪事までさまざまなジャンルを扱います!
授業のレジュメでは、『源氏物語』や『更級日記』などの有名な古典作品が複数取り上げられています。例えば、「信仰・俗信」というテーマでは、「平安時代の信仰と俗信概説」「極楽と阿弥陀仏」「恋の回路としての夢」など、テーマに関係する資料や解説なども細かく載っているため、古典の知識がない人や苦手な人もしっかり理解できそう…!
オススメ理由
写真や図と一緒に学ぶと、馴染みがない平安時代の文化や生活も理解しやすいですね。基礎だけではなく裏話も知ることができたら、古典作品を読むことがより楽しくなりそう!
先生からのコメント
●授業のオススメポイント
この授業は、高校や予備校で「古文常識」と呼ばれているものについて、より深く学ぶことを目的としています。古典文学、とくに平安時代の文学を読む際に欠かせない、貴族たちの衣食住をはじめとする暮らしの基礎知識を学びます。楽しみながら身につけられるよう、写真・絵画などのビジュアル資料も多用して授業を進めています。
●学生にメッセージ
予備知識がなくても、楽しみながら学べる授業を目指しています。ぜひ気軽に受講してみてください。
今回は、文学部のオススメ授業を紹介しました。日本の文学を学べる、文学部らしい授業ですね!気になる方はぜひ履修してみてください。
次回はvol.5!理工学部のオススメ授業を紹介します。お楽しみに!
※授業の内容や担当者は変更になる可能性があります。最新情報は、ポータルサイトなどで確認してください。
担当/丸山・山口