成蹊生に聞いた!学科の魅力【文学部編】

成蹊大学に入学したいけど、どの学科にするか決められない...どんな学科なのかわからない...そんな方はいませんか?
そこで今回は、成蹊大学の全学科を、学部ごとに5つの記事にわたってご紹介!
まずは文学部についてご紹介していきます。

文学部には英語英米文学科、日本文学科、国際文化学科、現代社会学科の4つの学科があります。同じ学部でありながらもそれぞれ異なった特徴や魅力がたくさんあるので、ぜひ最後までご覧ください!


英語英米文学科

まずは英語英米文学科からご紹介!英語英米文学科2年のA・Tさんにお話を聞きました。

学科の特徴

他の学科よりも、英語のネイティブの先生が授業を教えてくださる機会が多いです。そのため英語にたくさん触れることができます。英語の4技能だけに関わらず、英語圏の文化や文学、さらには英語の成り立ちや言葉のしくみ、通訳についてなど幅広く学ぶことができる学科です!
また洋画や洋楽、海外旅行など海外に興味のある学生が多いと思います。話や趣味が合うので、とても楽しいです!

学科を選んだきっかけ

高校生のときにニュージーランドからの留学生をホームステイ先として受け入れたことがきっかけです。自分の英語力を見直し、異文化交流の楽しさを知ったことで、英語力を伸ばすとともに英語圏について学ぶことができる学科に入りたいと思いました。

学科の専門科目

Integrated Englishという授業があります。1クラスは約20人。1年次には年間を通してネイティブの先生から英語で教わります。4技能すべてを伸ばすことができます!
2年次になると日本人の先生やネイティブの先生に教わります。毎回単語テストや長文読解に取り組み、言語、文化、芸術の3分野について学んでいきます。小テストも実施され、多読本を読んでプレゼンテーションをすることも!

どのような人におすすめか

英語の4技能を伸ばしたい人、アメリカやイギリスの文化に興味がある人、英語という言語そのものに興味がある人、翻訳や通訳に興味がある人、洋画・洋楽・海外旅行に興味がある人、国際交流・異文化交流に興味がある人などにおすすめです。


日本文学科

続いて日本文学科について紹介していきます。日本文学科1年F・Yさんにお話を聞きました。

学科の特徴

その名の通り日本の文学、そして日本語そのものについて学ぶ学科です。この学科では比較的国語が得意な人が多いからか、話すのが得意な人がたくさんいる印象があります。

学科を選んだきっかけ

日本語は世界でも有数の難しい言語と言われています。裏を返せばその分多様な表現が可能だということです。そんな私たちの母語を大学で深く学びたいと思い、日本文学科を志望しました。

学科の専門科目

文系学科の中で唯一初修外国語が必修ではないという特徴があります(希望すれば履修可能)。
また1年次前期に「日本語研究の基礎」という授業があります、メトニミー(換喩)、メタファー(隠喩)など何気ない日常で使われるレトリック(修辞技法)などについて研究します。
あなたの文章力が一段階あがるはずです!!

どのような人におすすめか

読書や文章を書くことが好きな人が多い印象です。日本文学科という名前のとおり、文章を読むことが多いため、読むことが苦にならない人がよいと思います。

国際文化学科 

続いて国際文化学科について紹介していきます。国際文化学科1年K・Cさんにお話を聞きました。

学科の特徴

学科名の通り、主に他国の文化や歴史、言語などを学ぶことができる学科です。また、現在の国際問題や社会問題についても詳しく知ることができます。アジア圏・ヨーロッパ圏など、自分の好きな分野や気になっている分野を選択して履修することができます。授業の中では実際に映画を鑑賞したり、ゲストスピーカーのお話を聞いたりと、実践的に学ぶことができるのも特徴だと思います。

学科を選んだきっかけ

私は中学生の頃からK-POPや韓国ドラマが好きで、韓国について調べる機会が多くありました。調べているうちに、距離的には近い国ではあるのに生活スタイルや慣習は異なる点が多いということに気づきました。そしてより深く韓国の歴史や文化を学びたいと思ったため、この学科を選びました。

学科の専門科目

1年次の必修科目には、基礎演習という科目があります。担当の先生によってアジア、ヨーロッパ、アメリカなど取り扱う地域が異なります。そして、そこで提起された問題ついてクラスで話し合ったり、自分でテーマを決めプレゼンテーションをしたりする授業となっています。2年次には基礎演習に加え、国際文化英語演習という科目が必修となります。基礎演習と同じような内容を、英語で学びます。教科書も英語のものを使い、和訳をしながら読み進めていきます。

どのような人におすすめか

他国の文化や社会問題などに興味がある!という人はもちろん、海外の映画や音楽が好き!という人にもおすすめです。まだ、将来何をしたいか決まっていない人でも、幅広い分野を対象とする国際文化学科では何か興味のあることを見つけることができると思います!

現代社会学科

最後は1年生M・Fさんに現代社会学科について聞きました。

学科の特徴

現代社会学科は、現代の社会問題について社会学とメディア研究の二つの軸からアプローチし、学修します。多くの大学ではメディア研究系と社会学系の学科に分けられることが多いですが、成蹊大学ではこの現代社会学科で自分の希望に合わせてどちらも学べる点が特徴に挙げられます。ジェンダー、サブカルチャー、不平等など様々なキーワードを中心に学ぶことができます!


学科を選んだきっかけ

高校生の頃から地域創生(まちおこし)について興味を持ち、それを学べる大学を探していたことがきっかけです。コミュニティ演習という授業では武蔵野市について調べ、地域の課題を解決するのですが、その内容が私のやりたいことと似ていたため現代社会学科を選びました。

学科の専門科目

1年次の専門科目は社会学の基礎を学ぶようなものが多いです。また、現代社会学科では社会調査士という資格を取ることができるのですが、その過程の「社会調査入門」と「社会調査の方法」という科目は1年生から学ぶことができます!
2年次からは、メディアに関する授業が登場し、学びの幅がより広がります!

どのような人におすすめか

身の回りの「当たり前」を疑問に思える人におすすめです!というのも、社会学とは社会現象を改めて問い直す学問だからです。「なぜこれが当たり前なんだろう?」という疑問から一歩踏み込んだところに社会学が潜んでいるはず!


文学部4学科のそれぞれの魅力が伝わったでしょうか?学生目線の貴重な意見を、学科を決める際の参考にしてみてください!
次の記事では法学部についてご紹介します。ぜひご覧ください!

担当/丸山・黒川・筒井・福島