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<報告>成蹊大学Society 5.0研究所開設記念フォーラム/ライブ配信&録画配信

■主催
成蹊大学Society 5.0研究所
■開催日:
2021年9月7日(火)
■時間:
19:00~20:30
■会場:
オンライン
■ライブ配信参加者数(申込者数):  
346名(497名)
※録画視聴者人数も含む
■録画配信期間:
2021年9月10日(金)~ 9月16日(木)
■主催者代表:
佐藤義明(成蹊大学Society 5.0研究所所長)

Society 5.0研究所の開設を記念して、「Society 5.0を生きる」をテーマにしたフォーラムを開催し、多くの方々に視聴して頂きました。

フォーラムの冒頭で、成蹊大学学長北川浩からSociety 5.0研究所の設立の経緯と人材育成活動が紹介され、続いて、所長佐藤義明から学融合研究と連携実践活動が紹介されました。
MUFG取締役代表執行役社長グループCEO亀澤宏規氏の特別講演では、MUFGグループにおけるSociety 5.0への取り組みとして、デジタルを活用したビジネスの変革、サステナビリティ経営、社内カルチャーの変革についてお話がありました。例えば、社内で実現したい新しいビジネスや業務改善に向けた職務を自ら創り出す「Position Maker」の取組みなど、会社の組織のみならず、1人ひとりがSociety 5.0に適応し、Society 5.0を主体的に構築することが求められているという認識が示されました。

特別講演を受けたMRIリサーチフェロー村上清明氏によるコメントでは、サステナビリティ・融合と連携・流動性という3つのキーワードから、亀澤氏が紹介された金融分野の課題が、他の産業分野にも共通するものであることが指摘されました。
引き続いておこなわれた亀澤氏、村上氏、北川によるフリートークでは、事前およびフォーラム当日に寄せて頂いた質問をめぐって、活発な対話がおこなわれました。例えば、変化が速く、スケールが大きくなる社会では、ある時点の技術を学べばその専門家として一生仕事をしていけるわけではなく、小中高大の学校で「学ぶ方法」を学んだ者が、オープンマインドをもち、学び続けることが重要であるという認識が共有されました。

ご参加くださいました視聴者のみなさまに感謝申し上げます。
なお、本フォーラムのアフターレポートが2021年9月30日に公開となりますので、そちらもぜひご覧ください。

左から村上清明 氏、亀澤宏規 氏、北川浩、佐藤義明
フォーラムの様子