学科・大学院

国際文化学科 ゼミリスト

※テーマや内容等は、年度により変更となる場合があります。



1年次・2年次

文化の概念と、世界の中の日本

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グローバル化する世界と日本が直面する文化的課題は何か。文化の概念の由来や近現代史の展開をふまえつつ、複数の人文系学問分野の著者によるテキストを併読し、ディスカッションを交えて考察します。

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現代ヨーロッパ文化圏のルーツを辿る

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中世当時の身分制度や統治体制など政治的なレベルのものから、音楽、絵画・彫刻などの芸術文化、服飾史や食文化といった生活レベルに密着した事柄を学び、中世の時代の人々の「実感」を感じ取ることを目的とします。

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カント『永遠平和のために』を読み解く

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国際連合や日本国憲法第9条の理念の基ともなっている名著を講読します。カントの生きた18世紀末ヨーロッパの状況と彼の思想との関係、彼の議論の現代的評価や実世界への応用を学び、古典の奥深さを味わいます。

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「歴史・地域文化研究」に関連するテーマを考える

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国際文化学科が扱う学問領域のうち、「歴史・地域文化研究」に関連するテーマを考えながら、大学での学修活動、特に演習形式の授業で求められる学術的技能の習得を目指します。

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アカデミック・スキルズの習得を目指す

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日本を中心とする東アジア近現代史の基礎的知識を身につけるとともに、大学生に必要とされる文献読解能力、プレゼンテーションやディスカッション、レポートの書き方といったアカデミック・スキルズの習得を目指します。

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ハリウッド映画における「人種」表象の変遷

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合衆国における映画産業の発展を通史的に概観し、主にハリウッド映画を題材として、映画における人種・エスニシティの表象がどのように変化してきたのかを理解し、その今日的意味は何かを探究していきます。

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21世紀の平和の課題

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経済の相互依存に加え、交通網の発達とインターネットの普及により、諸国民の交流が盛んな現代。一方でテロや暴力行為、所得格差など深刻な問題にも直面しています。複雑な国際情勢を「平和の課題」を鍵として読み解きます。

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異文化理解

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世界には多様な文化、価値観が存在することを知り、異文化理解とは何か、そもそも理解は可能なのか、異なる文化的背景を持つ人々が共存するには、どのようなことが必要なのかということについて考察を深めていきます。

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「モノ」から国際的・歴史的な繋がりを見つける

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スマホやインターネット、木綿やウール、小麦や米など、さまざまな「世界商品」が私たちの日常生活を取り巻いています。こうした身近な「モノ」に焦点を当て、それらがどのような「世界的な繋がり」を持っているか、この繋がりが歴史的にどのように形成されてきたかを学びます。

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日米戦争をさまざまな面から検討する

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日本が開戦へと踏み切っていった経緯を確認します。また日米間に伏在していた「人種問題」についても検討し、日米両国がそれぞれ「敵」をどのように認識し、いかなる世界観の下で総力戦を戦っていたのかを考察します。

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「アタリマエ」を問い直す

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文化人類学の入門書をテキストにした文献講読を行い、発表の仕方、議論の方法、司会進行技術などを身につけます。あなたの「アタリマエ」を別の文化や視点から眺めることで、複眼的な視座を手に入れることを目標とします。

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3年次・4年次

日本を中心とした東アジアの歴史と文化

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日本の歴史と文化について、韓国や中国、場合によってはアフリカの国などとも比較して、その特質を探ることとします。一次資料や良質の専門書を読み込み、各自の卒論テーマについても深めていきます。

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国際関係を文化の視点から考える

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国際関係における文化の接触と変容、文化の多様性、文化の活用を、テキスト講読や討論を通じて分析考察します。テキストの精読と多読を併用し、「文化でみる国際関係」「文化でつくる国際関係」の広がりを理解します。

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アジア・アフリカの歴史と文化

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アジアおよびアフリカの歴史と文化、特にイスラーム地域の歴史と文化を広く世界史の中に位置付ける視点を身につけます。研究の基軸となる地域・テーマ・史料を選定し、比較と連関の視座を身につけて視野を広げます。

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「満州国」について検討する

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関東軍が「満州国」を建国したのは何故か。また「満州国」ではどのような政治体制や社会制度が採用され、「国民」はどのような生活を送っていたのか。このような問いを念頭に置きながら、課題文献を読み進めます。

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イギリス史を多面的に研究する

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現代を相対化するという歴史学の役割の一つを、イギリス史を多面的に研究する中で学びます。並行して、卒業論文執筆に向けて、「研究の方法」を学びつつ、各自のテーマを少しずつ深めていきます。

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アメリカ合衆国における文化的多様性と国民統合

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奴隷制の遺産、エスニックアイデンティティと国民意識の形成に関するトピックを取り上げ、その歴史的意義と現代社会への遺産について検討します。日本を含む現代社会との比較を行うことで、「現在」を相対化します。

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グローバル化と文化、文化人類学

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社会、文化、歴史的背景が異なる人々が接触することで、普遍的だと考えられてきた価値や概念に疑問が呈されています。グローバル化の進展によって起こる葛藤、異文化間の理解、共生の試みについて実践的に考察を深めます。

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文化人類学、ジェンダー学、イスラーム

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文化人類学とジェンダー学の学問手法を学びながら、卒論執筆に向けて学生個々人が研究テーマを探します。文献を批判的に読み、生産的な討論をすることを通じて、知的好奇心を育て、複眼的な視座を養い、論理的構成力、文献探索能力などを伸ばします。

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ヨーロッパの歴史と文化、比較文化研究

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従来の一国史を超えた「グローバル・ヒストリー」という歴史と文化の捉え方を学びます。各々の学生が関心を抱く任意の事象について、政治・経済・文化・社会の側面など多角的にアプローチする方法を学び、集大成となる卒業論文に向けた資料調査や文献講読を進めます。

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「Gゼロ」世界と向き合う日本

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国際政治の潮流を考察するとともに、紛争や政治的緊張の原因、多様な脅威とその対応を学んでいきます。夢想的な平和主義に陥ることなく、リアリズムをもって世界と日本の平和を考えていきます。

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