2022年度四大戦|vol.1 開幕編

3年ぶりに一般種目も実施された「第73回 四大学運動競技大会(以下、四大戦)」!
10/21(金)〜23(日)の3日間にわたって開催された四大戦の魅力を、今回から3部に分けて余すことなく紹介していきます!

四大戦の歴史

まずは四大戦の歴史についてざっとおさらい!
四大戦の正式名称は「四大学運動競技大会」。旧制高等学校時代からの歴史がある学習院大学、成蹊大学、武蔵大学、成城大学の4大学がスポーツを通じて親睦を深めあうことを目的とし、1950年から始まった歴史のある大会です。
体育会所属団体で活動する学生が出場する「正式種目」、学生なら誰でも参加可能な「一般種目」、各大学の教職員によって行われる「教職員種目(※今年度は中止)」の3つに分かれているのも特徴です。新型コロナウイルスの影響でここ2年は規模を縮小しての開催となっていましたが、今年は様々な感染症対策のもと、正式種目と一般種目を開催することができました! 四大戦の詳細については、過去の記事をご覧ください。

開会式

いよいよ四大戦の幕開け!
私たちは今回の開催校である学習院大学で行われた開会式に参加してきました!

学習院大学の四大学運動競技大会実行委員長である小川菜摘さんによる開会宣言に続き、君が代に乗せて国旗と橙色の大会旗が堂々と掲げられ、選手宣誓では4校の校旗が中央に寄せられました。学習院大学代表のお二人の「堂々と戦うことを誓います!」という言葉に強い決意を感じました。

そして、開会式で一番の盛り上がりを見せたのはエール交換です!ここでは、成蹊大学、武蔵大学、成城大学、学習院大学の順で自分の大学、そして次の大学へエールを送ります。成蹊大学からは、今回の四大戦のために選出された應援團長が学ラン姿で壇上へ上がりました。四大学の中で最初ということもあり会場は緊張感に包まれていましたが、掛け声と吹奏楽部の演奏で一気に成蹊のペースに!「フレー!フレー!成蹊!」という掛け声では、ステージに上がっていない学生も手拍子を重ね、大学全体が一体感に包まれました。応援スタイルは様々で、始まると同時に雰囲気が一変し、各校の応援すべてに圧倒されました。ここでも「コロナ禍」ということで客席からの声出しをしてはいけないというルールが設けられていましたが、應援團長が他の学生たちの思いを背負うように思いっきり声を出し、会場全体を鼓舞する様子に感激しました。

開会式での彼らの勇姿を目の当たりにし、「いよいよ始まるんだ!」という高揚感と共に、見ている私たちまで気が引き締まるような思いでした!

インタビュー

開会式が終わり「いよいよ試合が始まる!」その直前に、第73回四大戦の実行委員であるお二人と軟式野球代表チームのお二人にインタビューすることができました!

<四大戦推進局長 4年生 山﨑 有紗さん(写真中央左)>

Q.開会式、各大学のエール交換などを見ていかがでしたか。

一昨年、昨年と例年通り開催することができなかったため、正式な形で開催することができたという実感が湧きました。1年生の時に見ていた景色をもう一度見ることができ、感動しました。

Q.四大戦の魅力を教えてください。

サークル団体、体育会、教職員の方々とのつながりはもちろん、四大学に壁がないつながりができることです。

Q.今日の意気込みをお願いします!

3年ぶりに一般種目も開催できるので、皆さんが楽しめるような、盛り上がるような、思い出に残るような四大戦にできたらいいなと思います!


山﨑さんにとっては「最後」の四大戦。四大戦推進局長として、この大会に懸ける思いが強く伝わってきました。

<実行委員 2年生 門脇 悠介さん (写真中央右)>

Q.今回の開会式はどうでしたか?

学習院でリハーサルをしていたこともあって、開会式が成功してよかったと思います。
来年度は成蹊大学での開催となるので、円滑に進められるように参考にしたいなと思います。少し早いですが来年度は、今回の開会式以上のものを作りたいです。

Q.今大会の意気込みを教えてください。

成蹊が勝ちます!!

<軟式野球代表チーム 3年生 夕部 慶人さん・田中 大翔さん(写真左から)>

Q四大戦の魅力はどんなところにありますか?

大学代表ということで、いつもと違う緊張感があります。他の大学と交流ができるのも魅力だと思います。

Qライバルはいますか?

初戦の学習院が強敵ですね。

Q今回の四大戦の意気込みを教えてください。

楽しみです!上まで勝ち上がりたいし、優勝をしたいと思っています。

軟式野球チームの活躍に期待!

いよいよ激闘の四大戦の幕開けです!
vol.2では競技の様子をじっくり紹介しています。ぜひご覧ください!

※競技中と撮影時のみマスクを外しています。

担当/谷口・黒川
撮影/中江