オープンキャンパス取材!「経営学部教授に聞く!キャリアのために学生時代からできることは?」

8月3日(木)から8月5日(土)にかけて行われた、オープンキャンパスの体験講義を取材班がレポート!
今回は経営学部編をお届けします。
オープンキャンパスの様子をもっと知りたい方は以下の記事もご覧ください!

授業の様子

このゼミでは「学生時代にキャリアを蓄積する方法」をテーマとして、前半を講義、後半をグループワークのアクティブラーニング形式で行いました。
参加した生徒さんたちは初対面の人とのグループワークを通じて、物事をわかりやすく伝える力を学んでいました。

インタビュー

経営学部ゼミ 鈴木賞子先生

―― 鈴木先生のゼミを通して、学生にどのようなことを学んで欲しいですか?

私は視野を広げ好奇心旺盛に行動してほしいと思っています。そのために常にアンテナを張ってさまざまなことに問題意識を持つことが大事です。例えば、私は電車に乗っている時に携帯を触らず、外を見るようにしています。そうすると四季の移り変わりや街の変化に気づき、新しい発見もできます。

―― どのような学生に鈴木先生のゼミに入って欲しいですか?

ゼミの内容に興味を持ってもらえたら誰でも入ってほしいです。私が大切にしていることの1つは、ゼミ生同士が協力して一緒に行動(調査)することです。それが現時点でできなくてもゼミをおこなっていく中で他の学生とコミュニケーションを取って、そういう能力を身に付けてくれればと思います。しかし、皆さんが自分自身で思っているよりできている方が多いので心配しないでください。

―― 鈴木先生のゼミの特色はどこだと思われますか?

私のゼミはかなり自由です!皆さんの要望を聞いて、できる限り反映させています。私のゼミの特色としては、ゲスト講師を招いて仕事の話を直接聞くことやビジネスの現場に学びに行くことができることです。空港の見学会、街に出て街づくりの方法を見るのも好評です。

―― 高校生に一言お願いいたします。

現在、「多様性」という言葉がよく用いられますが、私は自分の中にも多様性はあると思っています。それに気がついて、いま自分に出来ないことを一生出来ないと思わず、知識を得たり将来を準備をしていく中で出来るようになると信じて長い目で見てください。もし夢があるなら、諦めず、たくさんの人の力を借りることも大事です。その中で、コミュニケーション能力も身につきます。人はそれぞれ異なりますが、自分の中にも「多様性」があることに気づいてほしいです。

取材した感想

取材を通して、鈴木先生の授業は企業に関心がある学生にとってより実用的な内容になっていると感じました。学部や担当の先生によってゼミの内容は大きく変わるので、この記事が自分の関心に合わせてゼミを選ぶ一助になればと思います。
また、興味ある分野が大学で学べるか、ということも学生の皆さんにとって重要な点だと思います。以下から経営学部のゼミリストが見られるので、気になる方はぜひチェックしてみてください!


成蹊大学経営学部ゼミリスト
https://www.seikei.ac.jp/university/keiei/department/gba/seminar_list.html

担当/福島・松尾