1年生の知りたい、聞きたい施設を紹介!

入学してはや4か月、1年生の皆さんもそろそろ大学にも慣れてきたのではないでしょうか。
しかし、皆さんの中には「ここってどんな施設なのだろう」と疑問に思う施設があると思います。

今回は、成蹊生の多くにあまり知られていないであろう施設を2つ紹介していきます!

国際交流会館

まず紹介するのは、国際交流の場である国際交流会館です!ここは正門の横にのびる欅並木の途中にあります。1998年、成蹊大学の教育研究における国際交流の促進を図るために開設されました。当時にしては革新的だったであろう外装からは、今日で約30年たった建造物であることを一切感じません。

建物に入ってまず目に入るのは、広々としたラウンジ!ここは国際交流を目的としたイベントで利用されたり、国際交流会館に居住する協定留学生たちが日々の学習や読書などで利用しているようです。
新型コロナウイルスの影響もあり、ここ数年はあまり開催ができなかったそうですが、習字体験会や七夕パーティなど、日本文化に触れられるイベントが開催されていたようです。

ラウンジの奥にはなんと、キッチンがあります。ここは普段の自炊をするところではありません。コロナ禍以前は、料理会等のイベントを通して交流する場として使用されていたそうです。食事を通じて文化を学んだり、みんなで交流できたりする場があるのは良いですね!

さらに3階に上がると和室があります。日本文化に触れる経験をしたい留学生にとってうってつけの場所です。お茶会等で利用されているそうです。

Q. ここはどういった理由で利用されているのですか?

A. 国際交流会館には協定留学生の居住エリアや、国際交流を目的としたイベント等で利用されるラウンジ等の共有スペースがあります。共用施設の利用には事前申請が必要ですので、国際教育センター国際課にお問い合わせください。


Q. 成蹊生はどうすれば留学生と交流できますか?

A. 留学生との交流に興味がある方、留学生の友人を作りたいという方は、まずは国際教育センター(1号館2階)にて実施しているEnglish Chat Timeに参加したり、留学生たちがよく利用するグローバルスクエア(1号館2階)に足を運んでみたりすることをお勧めします。また、留学生のサポートや国際交流イベントに興味がある方は、国際教育センターが募集する「バディ」や「学生アドバイザー」、また国際交流会館の「レジデントアシスタント(RA)」への応募を考えてみてください。各募集の詳細はSEIKEI PORTALにて随時ご案内しますので、ぜひチェックしてみてください。

国際交流会館はいかがだったでしょうか?欅並木を通る際、なんとなく見たことがあっても、どのような施設かわからない人が多かったのではないでしょうか。そんな大きな建物のなかには、さまざまな国際交流の場が広がっていました!国際交流に興味がある方は、成蹊大学国際教育センターのホームページもぜひご覧ください!

ホームページ:https://www.seikei.ac.jp/gakuen/siis/


大学保健室

続いて紹介するのは、大学保健室!大学保健室は西門から入ってすぐ、14号館の隣にあります。一軒家の保健室は成蹊大学の個性です。大学のキャンパス内の端に位置する保健室。しかし、成蹊学園全体で見ると中心に位置するのです!

Q.どのような症状の場合、保健室に来てよいのでしょうか?

A.特にどういった症状だと来ては行けないというのはありません。保健室に来られる理由は様々ありますが、授業中や部活中のケガ、大学内で体調が悪くなった際に利用する学生さんが多いです。ここ数年は新型コロナウイルスに罹った学生さんからの電話相談が多かったです。電話相談では近くの病院を聞かれることもあります。

大学の保健室は小中高と違い、学生さんは体調が悪ければ自分の判断で受診し、帰宅することもできるため利用される機会が少ないかもしれませんね。だからといって来室者を増やすことが目的ではありません。保健室が目指しているのは学生さんが困っていることを全てサポートすることではなく、自分自身で対処する方法を身に付けるお手伝いをすることなのです。


Q.大学保健室では他にどのようなことを行なっていますか?

大学保健室の業務の1つとして学生支援があります。これは学生さんが活動する行事の際に救護を担当し行事が円滑に行えるようにサポートしたり、他には学生生活を安心して送れるよう心身のケアを行うこともあります。心の不調を自覚する前に体の不調がよく出るようになったり朝起きられなくなったりという症状が先に出ることがあるので、体調面のケアをしながら必要に応じて心のケアにつないだりしています。


Q.大学保健室の歴史を聞かせてください。

A. 他大学では建物の中に入っていることが多い保健室ですが、成蹊大学の保健室は初めから他の建物に入ったことがありません。今の保健室は2000年に建て替えられており、それ以前は昭和初期の木造一軒家だったので今も周りに花や木が植えられています。

大学保健室の内部は1階と2階に分かれています。1階には待合室と処置室と休憩用のベッドが3つあります。2階カウンセリング室や教職員の休養室があります。

今回は学生の皆さんの行くことが少ない大学保健室に行ってみました。大学保健室は年間のさまざまな行事で皆さんをサポートしてくださっています。皆さんも何かあったときは気軽に大学保健室を利用してみてください。
詳しくはホームページで!
ホームページ:https://www.seikei.ac.jp/university/campuslife/hoken/


担当/長嶌・丸山・松尾・田島