成蹊学園史料館紹介|成蹊の歴史を辿る

みなさん、成蹊学園には史料館があることをご存じですか?成蹊学園史料館とは、成蹊学園が創立されてから今に至るまでの歩みを、さまざまな展示でお伝えしている場所です。中村春二の名前だけなんとなく知っているかも・・・という方でも、映像や画像を通して、もっと深く歴史を学ぶことができます!

今回は、私たち学生広報委員会が実際に史料館を見学させていただきました!たくさんの学びもあり、楽しさもある史料館についてご紹介します!

史料館正面

まず史料館に入ってすぐのところにあるのはガイダンスルーム。
ここでは映像で中村春二の人生や信念、学校の歴史などの概要を観ることができます。

ガイダンスルーム

続いて目に入るのは、中村春二記念室。中村春二の絵や直筆の歌など、たくさんのものが展示されています。
中村春二が岩崎小弥太、今村繁三という2人の親友に支えられていたことやテニスが好きな人だったことなど、知らないことがたくさんあり勉強になりました。とても面白かったです!

中村春二記念室

成蹊教育展示室では、中村春二がどのような教育をしてきたのかについて詳しく知ることができます。
たとえば、中村春二は夏休みを作らなかったという事実にはとても驚きました。ほかにはない教育方法だったことがわかります。
また、ここでは「心力歌(こころの力)」という歌や、生徒たちの精神を集中させるために取り入れた「凝念」という行為の体験もできます!

「心力歌(こころの力)」と「凝念」について、詳しくはこちらをご覧ください!
https://www.seikei.ac.jp/gakuen/feature/thought.html


成蹊教育展示室

2階に上がると学園史展示室が2つあり、成蹊学園のはじまりから現在に至るまでの歴史を見ることができます!
そこには、「成蹊園」という塾からはじまり、池袋から吉祥寺に移転、そして現在の総合学園となったという一連の流れがありました。自分が何気なく通っているこの成蹊大学が、どのように形成されたのかを知ることができて、ものすごく興味深かったです。


見学してみての感想

学生は入りにくい場所だと勝手に思っていましたが、そんなことはなく、優しい職員さんがお出迎えしてくれました!成蹊の歴史はなんとなく知っていると思っていましたが、知らないことだらけで、見ていて本当に楽しかったです。この感動をぜひ学生の皆さんにも味わってほしいです!(丸山)

正門近くにあるなかなか入っていく人がいない史料館ですが、中にあるものはこの大学の歴史をたどることができる貴重なものばかりでした。創立者中村春二の教育理念を読み解けば、我々成蹊生がどう行動するべきかを知ることができます!卒業生がわざわざ大学のことを調べに来たくなるほどこの大学は魅力であふれています。時間があるときは10分だけでもぜひ来館してみてください!(長嶌)

成蹊学園史料館では、普段通っている成蹊の歴史をたっぷり学ぶことができます。
みなさんもぜひ、気軽に足を運んでみてください!!

成蹊学園史料館:https://www.seikei.ac.jp/gakuen/archive/

担当/長嶌・丸山