成蹊大学高等教育開発・支援センター
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募集要項


2023年度QLA育成プログラム募集要領

QLAになるためには、毎年度後期に開催される以下の育成プログラムと上級救命講習を受講し、それらを修了した者として学長から修了証書を授与されることが条件となります。
後期に実施が予定されている「QLA育成プログラム」の参加者を募集します。
QLAは "Qualified Learning Assistant"の略で、学部学生が携わる学生アシスタントのことです。主な業務は、授業における教員のサポートや、授業の活性化を担うことです。普段と異なり、テーマにそって発言者が偏らず、順調に議論が進行するようにアドバイスするなど、授業をサポートする側に立つことにより、大学での学びに深くかかわることが出来るようになるでしょう。
あなたもこのプログラムに参加して学生生活をより有意義なものにしてみませんか。
QLAに認定された学生は、2024年度より授業サポート等の業務に就くことができます。(授業支援の場合=時給1,130円)
自分がシャイだと思っている学生もぜひチャレンジしてみてください。皆さんの応募を、多数お待ちしております。

QLA紹介動画


※iPhoneの方は、こちらのリンクからStreamにログインしてご覧ください。

応募相談会・体験講習会
【応募相談会】

日時 :

7月12日(水)、13日(木)、14日(金)
9月25日(月)、26日(火)        
各日12:30~13:00
場所 : 6号館1階

【体験講習会】 日時 : 10月3日(火) 1限(8:50~10:30)
場所 : 6号館 502教室

QLA募集ポスター
QLA育成プログラム概要

・後期中に計10回の研修。 ➝年間スケジュール(2022年度のものとなっております)
・火曜日の1限目、6号館502教室で毎週実施予定です。
 2023年度の実施予定日:10月10日、17日、24日、31日
              11月7日、14日、21日、28日
              12月5日、12日        (予備日:12月19日)

応募資格

・成蹊大学の学部学生(1年生から3年生)であること。

応募期間

日程:2023年7月3日(月)~10月9日(月)まで。

応募方法

QLA育成プログラムエントリーフォームに必要事項を記入してください。

問合せ先

お問い合わせは7号館1階の高等教育開発・支援センターまでお気軽にどうぞ。
教育開発・支援課
担当 : 上江 田中 大川 冨塚 小松 横山
E-mail:office08@cc.seikei.ac.jp

 

昨年度のQLAトレーニングの内容

※トレーニング内容は以前のものです。今年度は変更となる場合があります。


回数 区分 構成
第0回 アイスブレイク
  • ヒーローインタビュー(3分×4回) 目的:緊張をほぐし、コミュニケーションを円滑にするため。また、どのような聞き方をすれば話が盛り上がるか、実際に体験してもらうため。
2人組でインタビュアーとヒーローを決定し、ヒーローはやりきった体験を話し、インタビュアーは話が広がるように盛り上げる。
講 義
  • QLAとは何か、TAとの違い
  • なぜ研修が必要か
  • アシストとサポートの違い
  • 良い授業とはなにか
  • Think-Pair-Share
ワークセッション
  • 良い授業とは
ペアになり、今まで受けてきた授業の中でいい授業、だめな授業とそう思った理由を振り返り、二側面から「いい授業」とは何か考察する
第1回 アイスブレイク
  • 積み木自己紹介(25分)目的:同じプログラムに集まった仲間が、どのような人物か知るため。
9人1組に分かれ、「〇〇が好きな▲です」と順番に自己紹介をしていく。ただし、自分の自己紹介の前に、今まで紹介された同じグループの全員の好きなもの、氏名を言わなければならない。
講義
  • QLAとは何か(SA、TAとの違い)
  • ICEモデルとは何か
ワークセッション
  • I(Idea知識)C(Conectionつながり)E(Extensions応用)それぞれを表す「動詞」を考える。
4、5人に分かれ、I,C,Eそれぞれを表す動詞をホワイトボードに書き上げていき、共有する

第2回 アイスブレイク
  • 一筆書きお絵かき(3分×2)目的:人にものを伝える際のポイント(特徴をはっきり示す、共通認識を作る等)を学ぶ。
4、5人のグループに分かれお題の絵を一人ずつ利き手とは逆の手で、一画ずつ書いていく。この時、同じチームの人と相談してはいけない。最後には全体で何の絵を描いたか、共有する。
講 義
  • ICEモデルの復習
  • ICEモデルを使った質問法
ワークセッション
  • ICEモデルを使った悩み相談
2人1組で「相談者」・「聞き手」に分かれ、聞き手はICEモデルを活用して悩みと解決策を導き出す
(I)具体的事実をリスト化し、(C)カテゴライズし、(E)結論や解決に導く手法を理解する。
第3回 アイスブレイク
  • たけのこニョッキッキ(15分)目的:声を出し、体を動かし緊張をほぐす。
1ニョッキ」「2ニョッキ」と他人と被らないようにタケノコ型のポーズをしながら発声する。 オンラインで互いの気配を「察する」ことを実感する。※本来は、文字並べ替えゲームを実施する予定だったが、視聴覚設備不調により変更した。
講 義
  • 授業支援で必要なZoomoffice365の各種アプリ機能、操作説明
QLAの授業支援を行う際に必要とされる操作について、具体的にZoomの共同ホストでできる操作、Formsの回答の確認方法、OneDriveでのファイル共有機能の注意点などを説明。
4 講義
  • 前回の宿題のメールの送り方についての振り返り
  • 傾聴法について
ワークセッション
  • 犬バラ法(カウンセリングの手法の一つ)にて傾聴を実践(20+全体振り返り)
2人1組になり、片方が「犬、猫、バラ、雑草」の何れかになりきり、5分間悩みを語り通す。1回目はひたすら言葉を発せず相槌のみで聴き、次に、5分間相槌に加えて繰り返しをしながら聴く。最後の7分は、相槌、繰り返し、聞き返しの3つを使って聴く。「受容的に聴く」ためにはどのような聴き方をすべきか、ワークを通して身につける。
第5回 講 義
  • アカデミックハラスメント事例、相談の仕方。QLAとしてどのように対処するか。
  • 障害学生支援・障害者差別解消法、合理的配慮。QLAとしての具体的役割。
文学部岩田淳子教授にご講演いただき、ハラスメント及び障がい者差別解消法、障がい学生支援について説明。ハラスメントについては、実例を基に実際に身近に起こった時の対処法を学んだ。また、学内における合理的配慮についての実例や、QLAとしてどのような行動を求められるかなどを学んだ。
ワークセッション
  • ケーススタディ
障がいによってディスカッションに入れない学生がいた場合、どのような対応が「合理的配慮にあたるか」2、3人で相談し、考える。
第6回 アイスブレイク
  • 言葉並べ替えゲーム(20分)目的:非言語コミュニケーションの重要性を学ぶ
4、5人のグループに分かれ、ランダムに並び替えられた言葉を正しい順番に並び替える。解答はグループ内の一人が順番に行っていく。なお、解答する番ではないが、答えが分かった場合は解答者にジェスチャーを用いてヒントを出す。
講義
  • アクティブラーニングの理解、反転授業で得られるメリットについて
  • 授業支援の意義と認識の共有化
「白熱授業」等のビデオ教材を基にアクティブラーニングやQLAの行うべき授業支援を考える。
7 アイスブレイク
  •  二文字しりとり(15分)
4、5人のチームに分かれ、後ろから二文字しりとりを行う。チーム内でヒントを出す場合は、ジェスチャーのみで行う。
講義
  • 授業を考える(シラバスの読み取り方)
シラバスの重要性、シラバスの各項目の読み取り方、なぜシラバスを読み取る力がQLAに必要か
ワークセッション
  • シラバスから授業の意図、流れを把握する。
各自が持ち寄った良い授業のシラバスを基に、わかりやすい点、わかりにくい点について、2人ペア×2回話し合い、共有する。
8 講義
  • 視聴覚設備について
新しい教室視聴覚設備の使い方、教室の視聴覚設備関係のトラブルとその対応法について
ワークセッション
  • 視聴覚設備を自由に使えるようになったら?
4、5人のグループに分かれ、学生自身が視聴覚設備を自由に使えるようになった場合、起こりうるトラブルと起きないための対策について考え、発表する
9 アイスブレイク
  • ワンワード(20分)
910人のグループに分かれ、11文節を言っていき、グループ全員で与えられたテーマに沿った物語を作成する。
講義
  • リフレクションについて
リフレクションと反省の違い、効果、書く際の注意点
ワークセッション
  • これまでの育成プログラムについての振り返り (3分×8セット)
  • 短時間で事実をまとめて伝える。
ペアを組んで、3分間に各回で実施した内容をリフレクションシートを見ながら共有して振り返る。各回ごとに共有した内容を発表した。
10 アイスブレイク
  • ジェスチャーゲーム(15分)目的:非言語コミュニケーションの難しさと重要性を理解する。
5人1組になり、「声を出さずに」各グループ3分間、ジェスチャーで各自お題を表現し当てあう。
講義
  • ライティング支援に関して
ライティング支援の進め方、確認すべき点について
ワークセッション
  • ライティング支援の実践
二人一組に分かれ、チューター役とオーナー役に分かれる。各々が作成したレポートを共有し、講義で学んだ注意点を踏まえ、改善したい点、良い点等を出し合う。