成蹊大学高等教育開発・支援センター
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QLAとは


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  1.QLAの概要 5.ハラスメントなどの人的トラブルを防ぐために
2.QLAの業務 6.守秘義務と個人情報保護
3.勤務管理 7.災害、その他のトラブルに際して
  4.心がまえ  


1.QLAの概要

 大学で授業支援に携わる学士課程(学部学生)の学生は、一般的にSA(Student Assistant の略)と呼ばれています。成蹊大学では、SAの中でも、所定の課程(単位外)を修了し、また、上級救命講習(公益財団法人東京防災救急協会)を受講して認定証等を交付された者を、QLA(Qualified Learning Assistant 正式名称:成蹊大学公認学習補助員)と認定します。QLAは「高等教育開発・支援センター(事務局は、教育開発・支援課)」が募集から運営まで行っています。 同じアシスタント業務でも、大学院学生が学部学生の授業をサポートする職種はTA(Teaching Assistant)と呼ばれます。成蹊大学では、TAを担当している事務局は、研究助成課です。 このように、一見同じように思われる学生アシスタント業務でも、学部学生/大学院生の身分による職種の違いや、管轄する事務局に違いがあります。
 QLAが他の職務、ことに普通のSAと区別される最大の理由は、その役割が成蹊大学のFD活動により密接に関連するからです。FDとはFaculty Developmentの略で、幅広い解釈や定義が可能な概念ですが、中央教育審議会(一般的に中教審と略される)の定義では「教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称。その意味するところは極めて広範にわたるが、具体的な例としては、教員相互の授業参観の実施、授業方法についての研究会の開催、新任教員のための研修会の開催などを挙げることができる」(「我が国の高等教育の将来像」答申(平成17年1月))とされています。

 

2.QLAの業務

 QLAのもっとも大きな役割は、授業支援です。担当教員が授業運営を円滑に進めるために、授業中あるいは授業の前後に軽微な補助を行ったり、ディスカッションなどのグループワークでファシリテーターの役割を担います。授業支援以外では、高等教育開発・支援センターが主催するイベントやオリエンテーションの補助業務や、先輩としてQLA候補生の講習会を手伝うなどの補助業務も用意されています。

 授業においては、常に担当教員の指示下で適切に業務にあたることが求められます。次は、授業支援業務の具体的な一例です。

 QLAの業務は、授業あるいは授業担当教員によってバリエーションがありますが、授業運営の管理者はあくまで担当教員であり、QLAはその補助的役割であることは、常に念頭に置いておく必要があります。したがって、次のような業務は、QLAの範囲外ということになります。これらの業務にかかわることは、たとえ担当教員の指示があっても厳禁です。

 

3.勤務管理

勤務時間

 

出勤報告の様式
<情報基礎科目> <情報基礎科目以外>

 

出勤報告の手順


各勤務後の報告

 QLAは、勤務1回ごとにQLA授業支援報告書を作成し、QLAファイルに入れて事務局に提出するものとします。報告書には所定のシートに手書きで記入してください。字数に制限は設けませんが(上限も下限も)、記入時間は勤務後の数分程度に限られるため、要点を手短に書くようにしてください。報告書を記入する上で厳しいルールは設けられていませんが、唯一気をつけていただきたいのは、報告書を書かないことです。「特に無し」などの記述は当然NGです。報告の対象となるのは大きな出来事だけではありません。どんな些細なことでもよいので気がついた点、また自分の感想や反省点など、1勤務につき最低1つは記入してください。また、この報告書は授業全体を振り返るものなので、記入するのは授業時間終了後とします。授業中はQLAとしての業務に専念してください。
 この報告書は、センター、事務局、QLA全員で共有され、必要に応じて、教員等からコメントが返されます。

 

給与支払い

4.心がまえ

学業との関係性

 学生の本分は学業であり、QLAもそれに変わりはありません。したがって、QLAとしての勤務も、自分の学修活動に支障のないように計画する必要があります。

 

教育者としての自覚

 QLAは、担当する授業の場では、受講学生にとっては「教える側」に見なされます。したがって、「教育者の自覚」は常に意識しておく必要があります。学部学生であり、教え手という両面性を持つQLAは、また、学生たちのお手本と見なされることもあります。後述するマナー(服装、言動など)では、各々のQLAがこうした自覚を持ち、そこから自発的に適切な方法を選択することが期待されているのです。

 

担当する授業の理解

 授業支援では、QLAは常に担当教員の指示下にあります。業務を適切に行うために、必要があれば、事前に担当教員と充分に話し合ったり、シラバス等に目を通して授業の目的や教員の意図を理解しておく必要があります。

 

QLAとしての権限と責任

 

授業担当教員とのコミュニケーション

 授業担当教員には、まず敬意をもって接してください。教育者/研究者として、また、社会の先輩として、教員に謙虚な態度をとり敬意を払うのは、ごく自然な社会的な態度です。とはいえ、大学が社会の縮図である以上、教員にもさまざまなタイプの人格が想定され、そのために不満を抱くことがあるかもしれません。しかし、その不満を業務中に表出することは、授業の妨げに他なりません。どうしても納得できないことがあれば、授業後に事務局へ相談するなどの対処方法をとってください。


受講学生とのコミュニケーション

 

マナー(服装、言葉遣いなど)

 

欠勤・遅刻

5.ハラスメントなどの人的トラブルを防ぐために

ハラスメントについて

 成蹊学園公式サイトの、「ハラスメントに関する取り組み」>「大学生・院生の皆様へ」
https://www.seikei.ac.jp/gakuen/about/efforts/harass/
https://www.seikei.ac.jp/gakuen/upload/img/about/efforts/harass/data/005.pdf
には、QLAとしてだけでなく、成蹊大学生である皆さんが遭遇する可能性のあるハラスメントについて、情報がまとめられています。QLAとして勤務に就く前に、必ず目を通しておいてください。

 

アカデミック・ハラスメントと、セクシャル・ハラスメント

 大学内で想定される主なハラスメントとしては、アカデミック・ハラスメントと、セクシュアル・ハラスメントがあげられます。
 アカデミック・ハラスメントは、成蹊学園公式サイトでは、「教育・研究上の地位や人間関係などの優位性を背景に、教育・研究上の適正な範囲を超えて、相手に精神的・身体的苦痛を与えること、又は教育・研究環境を悪化させることをいいます。」と説明されています。アカハラと省略して呼ばれることもあります。
 セクシュアル・ハラスメントは、「相手方の意に反する性的言動により、相手方に不快感や不利益を与え、または教育・研究および学習環境を悪化させることをいいます。なお、「男だから〜」や「女のくせに〜」といった表現に代表される性別役割分業や言動は、ジェンダー・ハラスメントと呼ばれ、セクシュアル・ハラスメントの一種と考えられます。」と説明されています。セクハラと省略して呼ばれることもあります。

 

その他のハラスメント

 成蹊学園公式サイトでは、ハラスメント一般の定義として「どのような行為がハラスメントにあたり、どのような行為がそうでないのか、目に見える基準があるわけではありません。自分が何気なく行動、または発言したつもりでも、相手が嫌だと感じたり、人権を侵害されたと感じたりすれば、それはハラスメントになる可能性があります。」とあります。パワー・ハラスメント、ソーシャルメディア・ハラスメントなど、昨今マスメディアで頻繁に取り上げられているハラスメントも、そのバリエーションです。


QLAは加害者にも被害者にもなる

 QLAは、勤務時以外には通常の学生と同じ立場ですが、勤務時は学生にとっては教員と同じ教える側にみなされるので、アカハラの定義で言うところの「教育・研究上の優越的な地位にある者」の立場でのハラスメントの加害者になる可能性があります。
 一方で、QLAは、自分がハラスメント被害者になる可能性にも充分留意しておく必要があります。担当教員と受講学生との中間的な立場にもなりうるQLAは、教員からも、また、受講学生からも、ハラスメントを受ける可能性があります。
 いずれの立場でもハラスメントを防ぐために、また、ハラスメントに遭遇したときに対処できるように、繰り返しになりますが、「成蹊学園のハラスメントに関する取り組み」には必ず目を通しておいてください。


人的トラブルを感じたら

6.守秘義務と個人情報保護

守秘義務

 QLAの業務上で知り得た秘密を守るべき情報について、外部に漏らしたり、業務以外で利用したり、教室等業務場所以外に持ち出すことは、固く禁じられています。

 

個人情報保護

 守秘すべき情報の中でも、QLAとして特に注意を要するのが、受講学生などの個人情報です。個人情報を含む情報(PCのファイルなどのデジタルデータも含む)を取り扱う場合には、必ず教員の管理下で行ってください。業務上で、個人情報の取り扱いについて不安を感じた場合には、直ちに事務局に相談してください。

 

成蹊学園の個人情報保護に関する取り組み

 成蹊学園公式サイトでは、「個人情報保護に関する取り組み」(https://www.seikei.ac.jp/gakuen/about/efforts/privacy/)に、情報がまとめられています。QLAとして勤務に就く前に、必ず目を通しておいてください。


7.災害、その他のトラブルに際して

災害(地震、火災等)に遭遇したら

 業務中に事故や災害に遭遇した場合には、授業担当教員の指示に従って行動してください。担当教員の指示を仰ぐことのできない危急のケースには、事務局への連絡を試みるとともに、自分と受講学生の安全を最優先するように行動してください。

 

地震が起こったときは

 成蹊大学公式サイトの「キャンパスライフ」>「防災マニュアル」(https://www.seikei.ac.jp/university/campuslife/jishin_manual.html)には、それぞれ立場の違う人に向けて、4種類のマニュアルが用意されています。QLAとして授業支援業務に携わる方は、「学生用」とともに、「授業担当者用」(英語版は "For Instructors" )にも、必ず目を通して置いてください。「授業担当者用」は、各教室の教壇にも常設してあります。

 

業務中のトラブル(情報機器)

 業務中に情報機器でトラブルが生じた場合は、軽微で自力対応が可能な範囲のものは対処しても構いませんが、処置が長引く可能性があれば、直ちに担当部署(ヘルプデスク)に連絡してください。

 


QLAとは

QLAとは何ですか。

Qualified Learning Assistant(成蹊大学公認学習補助員)の略です。

 

QLAの目的は何ですか。

授業を改善し、学生が理解を深めやすい環境をつくることです。

 

QLAの活動内容は何ですか。

授業内ではプリント配布やマイク回しといった教員の負担軽減を図るものから、グループワークの際に、グループ分けからファシリテーションまでを行い、ワークの活性化を図ったりしています。また、教員のプリントを授業前に確認し誤字やわかりにくいところがないか確認します。
それ以外にも、QLAの自主的な活動として勉強会の主催などを行っています。

 

SATAとは何ですか。

SA」は「Student Assistant」、「TA」は「Teaching Assistant」の略です。成蹊大学では「SA」を「QLA」と呼んでいます。
SAは学部学生により構成されています。専門知識を享受する立場ではなく、授業のサポートや学生の学修やワークをサポートする存在として位置付けられています。対して、「TA」は大学院生により構成され、専門知識を活かした授業の補助や知識の教授を行います。「TA」は将来の高等教育の担い手を育てるという意味合いも持っています。
このほか、「RA(Research Assistant)」というのもあります。RAは大学院生により構成され、教授の実験の補助などを行います。将来の研究者を育てるという意味合いを持っています。

FDとは何ですか。

FD」とは「Faculty Development(ファカルティ・ディベロプメント)」の略です。簡単に言えば大学の授業を改善する取り組みのことです。

 

ファシリテーター(facilitator)とは何ですか

グループワークなどでスムーズにワークが進むように調整したり、手助けしたりする存在です。あくまでグループ外の第三者としてワークをサポートします。

 

業務時間の制限はありますか?

原則として15コマ以内です。

 

時給はいくらなのですか

1,130円です(2022/10/1より)
情報基礎科目以外の授業の場合、「100分の授業+準備片付け20分」の120分が1コマとなりますので、1コマあたり2,200円になります。


部活・サークルとの両立は可能ですか。

QLAの中には複数の部活・サークルを掛け持ちしている学生もいます。
自身の時間の都合に合わせて授業支援に入ることができるため、両立は可能です。

 

QLAになったら必ず授業支援に入らなくてはいけないのですか。

そんなことはありません。タームごとに授業支援の募集は行われていますので、都合のつくときに応募することで、授業支援に入ることになります。自身の都合が合わなければ、入る必要はありません。

今は授業が忙しく活動できません。

23年生ではあまり授業支援に入ることができず、4年生になってから本格的に入っている人もいます。自身の都合に合わせて授業支援に入ることができますので、まずはQLAの資格を取ることから、始めてみよう!

 

自分の所属している学部以外の授業支援に入ることもあるのですか。

あります。専門外となる分野となることがあるかもしれませんが、事前学習の時間が設けられているので、安心してください。

 

自分が履修したことのない授業の支援に入ることはできますか。

入れます。むしろ、自身が受けたことのない授業に入ることのほうが多いかもしれません。