ニュース&
トピックス

news & topics

<報告>成蹊大学Society 5.0研究所 第5回講演会「アバターと未来社会」

■主催
成蹊大学Society 5.0研究所
■開催日:
2022年6月25日(土)
■時間:
13:00~14:30
■会場:
4号館ホール
■参加者数(申込者数):  
480名(599名)
※録画視聴者人数を含む
■主催者代表:
村松大吾(成蹊大学Society 5.0研究所所員)

アフターレポートはこちら

大阪大学栄誉教授である、MOONSHOTプロジェクトマネージャー、ATR客員所長、EXPO2025テーマ事業プロデューサー、AVITA株式会社代表取締役であられる石黒浩先生をお招きし、「アバターと未来社会」という題目で、多くの聴講者前でご講演頂きました。


講演の冒頭では、落語家米朝師匠のアンドロイドや、石黒先生の代わりに講演もする遠隔操作型のジェミノイド、自律対話型ロボットERICAなどを紹介頂き、それらのロボットの現状と可能性についてお話し頂きました。

そして、アバターとは何かを説明頂いた上で、アバターが持つ可能性、アバターを利用して生活していく仮想化実世界の魅力についてお話し頂きました。人間が時間的や空間的の制約から解放されるだけでなく、身体や脳の制約からも解放され活躍できる社会実現のための研究を進められており、その実現には日本が得意とするアバターが重要であること、2025年の大阪・関西万博では、その未来シーンを展示すべく準備を進められていること、さらにアバターを用いたビジネス展開も会社を設立して始められていることなどのお話から、アバターと共生する未来社会は夢物語ではなく到来する心躍る未来であり、仮想化実世界を是非とも日本から世界に広げたい、と多くの方が思われたのではないかと思います。

お忙しい中、成蹊大学までお越し頂き、講演のみならず、会場からの質問にも丁寧にご回答いただきました石黒先生には大変感謝しております。ありがとうございました。
また、講演会に参加してくださいました皆様ありがとうございました。
最後に、コロナ感染防止に気を配りながら、対面での講演会実現のためにご尽力くださいました関係者の皆様、どうもありがとうございました。



(成蹊大学Society 5.0研究所所員 村松大吾)