研究所概要

概要

人工知能(AI)、「モノのインターネット」(IoT)、ロボティクスをはじめとする技術革新によって、社会は急激な変化の只中にあります。日本では、現れつつある社会を「Society 5.0」と位置づけています。技術革新を推し進めるとともに、それを制御してこの社会を現在と将来の人々にとって幸福なものにしていくことは、われわれの責任です。

2019年に開学70周年を迎えた成蹊大学は、三菱創業150周年記念事業委員会からご支援を頂いて、2020年4月にSociety 5.0研究所を開設しました。本研究所は、分野や業態を超えて、産官学のリーダーや研究者がスクラムを組み文明史の新たなステージを切り開くために、ニーズを掘り起こし、それに応じるプロジェクトを推進し、その成果を社会に還元します。

本研究所は、科学・技術の革新を人類の真の幸福に繋げるために総合的視点から行う「学融合的研究」、社会課題解決の現場で技術の社会実装・実践を担う自治体や企業と協力して行う「連携実践活動」、Society 5.0を生き抜き、それを支える老壮青の人材を育成するために教材開発、講座運営、教員研修などを行う「人材育成活動」を、3つの柱として活動していきます。