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研究テーマ 法的思考の枠組みを身に付ける

法的思考力を身に付けながら論文作成に挑む

法学部 法律学科 建部 雅 教授

有意義な問題を提起し説得力のある文章で解決策を示す

民法の一分野である、権利や利益侵害に対する救済を定めた不法行為法に関する論文を執筆します。論文完成には、信頼できる資料を収集しその内容を理解した上で適切な問題を提起し、さらに、論理的に一貫した文章の構成を考えるなど、様々な作業が必要です。これらの作業を通じて、各学生は課題発見・解決力に磨きをかけるとともに、自分の主張を説得力のあるものとする技術を修得します。そのため、学生の志望する進路を問わず、論文執筆は大変に役立つ作業だと考えています。論文作成では、学問的に価値のある資料を正しく理解した上で、その内容を自分の言葉で正確に再現することも求めます。この作業を通じて学生は、学問の世界で共有されているルールや法的な思考パターンを確実に身に付けることができます。

法律学科 写真01
法律学科 写真02

法的解決の具体例を学ぶ講義により
判例の変遷と最新の状況を把握

論文作成と並行して、法的解決の具体例を学ぶ講義を行います。不法行為に関する民法の条文は制定以来基本的に変わっていませんが、判例・学説が展開し体系的な説明が困難になりつつあります。そのため現実問題の解決に際しては、その変遷を踏まえ最新の状況の把握が求められることを伝えます。こうした学びを通して法的思考の枠組みを身に付け、目の前の問題解決や新たな問題の提起に活用してほしいと思います。

私とゼミ
保坂 太一朗

目的意識の高い学びにより
法的な問題解決力の基礎を強化

法学部 法律学科2017年3月卒業(早期)※
(2017年度公開時)

保坂 太一朗さん

法律を使って事例を解決する力を身に付けることが、ゼミの目的です。「法律を使う」という点は、不法行為に関する演習問題を解きながら学びます。先生が民法の演習書から出題する、日照権の争いやネット上の名誉毀損など日常生活で起こり得る問題について、最新の判例と照らし合わせながら正しい法的結論を導きます。「事例の解決」においては、論文作成を通して問題点の見極めや適正な資料の選択とその理解、文章の的確な構成などに関する力を身に付けました。講義、論文作成ともそれぞれの目的を理解しているため、効果の高い学修ができました。卒業後は法科大学院に進み、法曹を目指します。司法試験に関連した科目は「LE(LegalExpert)選抜コース」で履修し、その基礎となる法的思考力はゼミで強化しました。

※成蹊大学法学部には、成績など一定の条件をクリアすると、大学院(法科大学院含む)へ進学する場合に3年間で卒業が認められる「早期卒業」という制度があります。

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