在学生・教員・卒業生の声

在学生のキャンパスライフ

柴崎 明
 英米文学科3年、私立立正高校出身

英語教員になりたいという希望があり、成蹊へ来ました。学科の授業は、一年生からのゼミをはじめ、英米文学や、英語史、英文法等の授業を通して、英語がとても楽しく感じて来る授業ばかりです。私は念願だった英語教育学のゼミに入り、英語教員になる夢の為に頑張っています。ゼミ以外では、大学附属の小学校で英語の授業のTAとして働いて、日々子ども達と接しながら生活をしています。子ども達と英語を学ぶ楽しさを実感している毎日です。

※2019年4月から「英語英米文学科」に学科名称変更。

福井麻里奈
 日本文学科3年、松戸国際高校出身

私は三年からのゼミで近現代文学を専攻しています。ゼミの魅力は先生やメンバーの思いがけない質問や発想によって、自分の作り上げたレジュメから豊かな枝葉が伸びて、最初の印象とは全く違った作品理解が生まれることです。準備には時間がかかりますが、作品を読むために地図なども含めてどのような資料を用意するかそれを考えるのも面白さの一つで、だんだん研究というものの奥深さが見えてきた気がします。また私のゼミでは、毎回発表者の選んだ作品に対する意見や感想を原稿用紙一枚にまとめた「初読メモ」提出します。四百字という字数には苦労しますが、作品を咀嚼する力を研くことができ、文章力を試す良い機会になります。日本文学科には、ゼミの他にも学びたい気持ちに応えてくれる講義がたくさんあって、そのバラエティに富んだ世界を楽しみながら、学んでいきたいと思います。

宮里久瑛
 国際文化学科3年、東京都立小金井北高校出身

民族の問題や比較文化に興味があり、文化人類学を専攻しています。ゼミでは様々な論文の読み込みをするだけではなく、プレゼンテーション技術なども学べ、内容は盛りだくさん。さらに留学生との交流を通じて、今まで気づくことの出来なかった視点をもつことができました。社会福祉やメディア関係の知識も身につけたくて、現代社会学科の授業も多く履修しています。自分が興味のある分野を広く学ぶことができるのが、文学部の大きな魅力ではないでしょうか。また部活動を通じて、他学部の友人や多くの先輩と出会うことができ、そのおかげで日々自分を磨く良い機会に恵まれています。勉強はもちろん、人と付き合いながら生活していくという点からも、成蹊大学はとても良い環境だと感じています。

浅賀希重
 現代社会学科4年生、茨城県立水海道第一高校出身

2年次に履修した「コミュニティ演習」では、NPO法人、精神科医、新聞社の方など、普段お会いできない方からお話を聞くことで、自分が知らない新しい世界に触れることができました。この演習のおかげで卒業論文のテーマも決まり、現在執筆に励んでいます。さらに、他学科・他学部の授業も積極的に履修中。政治経済学や心理学など、自分の専攻以外の分野は新たな発見ばかりです。
また、授業で同じグループになった友達と一緒にランチをしたり旅行をしたりするなど、「学び」以外の場面でも充実した大学生活を送っています。課外活動では、学生広報委員会に所属し、広報誌やWEB記事制作、SNS運営を行いました。仲間と協力して一つのものを作り上げる楽しさを知れたことや、学内イベントの取材を通してたくさんの部活やサークル、個性豊かな学生たちと出会えたことは、私にとってかけがえのない経験です。