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<報告>成蹊大学Society 5.0研究所 第9回講演会「IOWN構想に向けたNTT R&Dの取組み」

■主催
成蹊大学Society 5.0研究所
■開催日:
2023年11月25日(土)
■時間:
14:00~15:40
■会場:
6号館301教室
■参加者数:  
111名
■主催者代表:
鎌村 星平(成蹊大学Society 5.0研究所所員)

2023年11月25日(土)にNTTネットワークイノベーションセンタ プロジェクトマネージャの松井健一様と、NTT人間情報研究所 プロジェクトマネージャの島村潤様をお招きし、「IOWN構想に向けたNTT R&Dの取組み」を題目にご講演頂きました。

通信トラヒック量が大幅に増加し、それに伴い通信ネットワーク設備等の消費電力がますます増大していく課題に対し、NTTが持続可能な技術革新として研究開発を進めているのがIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)です。

今回の講演ではまずIOWNを構成する具体的な技術として、高速・大容量・低遅延な通信を可能とするオールフォトニクスネットワークと、その特徴を活かして実現されるリアルタイム遠隔合奏を始めとした様々な事例をご紹介頂きました。次に本研究所とも関連深いリアルとサイバーの融合により時間・空間を超えた交流を可能とする、没入感の高い体験創出の事例と要素技術をご紹介頂きました。その中でも、香川県男木島の魅力をメタバースにより伝えることで地域活性化を目指すTENGUN Ogijimaプロジェクトでは、高齢化という地域の抱える実課題を解決しようとするNTTならではの魅力を感じることができました。

対面のみでの開催にも関わらず111名もの方にご参加いただき、熱心に聴講頂くとともに活発な議論も行われました。ご参加いただいた皆さまには心より感謝申し上げますとともに、開催のため様々にご尽力くださった事務の皆さまに、重ねて厚く御礼申し上げます。

(成蹊大学Society 5.0研究所所員 鎌村 星平)