■主催
成蹊大学Society 5.0研究所
■開催日:
2024年4月20日(土)
■時間:
13:00~14:30
■会場:
6号館401教室
■参加者数:
75名
■主催者代表:
佐藤 義明(成蹊大学Society 5.0研究所所長)
2024年4月20日に中央大学教授・日本ライフセービング協会(JLA)理事の石川仁憲氏による「先端技術を活用した海辺の安全管理」と題した講演会が開催された。講演会では、日本における水の事故とそれを防止しそれに対処するライフセービング活動との現状が紹介された後、海水浴場における事故の原因として46%を占める離岸流に注目した「AIとIoTを活用したみまもり」システムの開発について説明がなされた。全国の4つの海水浴場で導入されているこのシステムは、その機能を充実化させるとともに普及が図られていることが説明され、現在は海水浴場ごとの学習に基づいて構築されているAIの汎用化などに関して活発な質疑応答が行われた。また、この講演会では、活動記録の電子化や、プールにおけるAIとIoTの活用などについても最新の試みが紹介された。
(成蹊大学Society 5.0研究所所長 佐藤 義明)