『World Hepaticas:世界のヘパティカ』(アジア太平洋研究センター叢書)が刊行されました。
(株式会社エスプレス・メディア出版 2023年12月)
著者:大野 好弘(World Hepatica Laboratory代表・植物研究家)、久富 寿(理工学部教授)

この叢書は、2019年度~2021年度実施のアジア太平洋研究センター共同研究プロジェクト『アジアにおける雪割草の分子系統樹作成および新種同定』の研究成果物として刊行されたものです。のプロジェクトには、大学教員のほか中学・高等学校理科教諭参加しました。プロジェクトメンバーはこちら

この本の出版において、「高知県立牧野植物園」(生前、成蹊学園創立者の中村春二より資金援助を受けていた牧野富太郎博士の偉業を顕彰し、憩いの場を提供することを目的として開園)の先生方、また「東京都立大学牧野標本館」「東京大学総合研究博物館」「京都大学総合博物館」「独立行政法人国立科学博物館」の先生方には、多大なるご指導やご協力をいただきました。


研究過程において多数の雪割草の新種発見があり、新種を含めた雪割草(hepatica)の色とりどりの写真が散りばめられている美しい一冊です。
新種発見についてまとめたものはこちらになります。

成蹊大学情報図書館・アジア太平洋研究センター資料室(1号館3F)・成蹊中学・高等学校の各図書室で貸し出し可能となる予定です。

アジア太平洋研究センターの既刊叢書に関しては、こちらをご覧ください。


今回の発表、展示を下記の日程・会場で行います。ご興味のある方は直接会場へお問い合わせください。

2024年3月10日、11日
高知県立牧野植物園
〒781-8125 高知県高知市五台山4200-6
TEL(088)882-2601 / FAX(088)882-8635
植物、ボタニカルアート、雪割草がモチーフになっているものの展示
講演会
10日(新種トサミスミソウ発見)

2024年3月16日、17日
箱根町立箱根湿生花園
〒250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817番地
TEL 0460-84-7293 / FAX 0460-84-6871
植物、自生地再現ディスプレイ、ボタニカルアート、雪割草がモチーフになっているものの展示
講演会
16日(世界の雪割草について)
17日(新種発見について)

2024年3月29日
蓼科高原バラクライングリッシュガーデン
〒391-0301 長野県茅野市北山栗平5047
TEL: 0266-77-2019 / FAX 0266-77-2819
講演会
(新種発見、雪割草の魅力)