2024年4月6日、文学部墓田桂教授(専門:国際政治学、安全保障研究)がプロジェクト責任者を務める共同研究『中国の挑戦とインド太平洋―「自由で開かれた国際秩序(FOIO)」の展望』の第一回研究会が成蹊大学にて開催されました。

研究会では防衛大学校の相澤輝昭准教授とハドソン研究所の長尾賢研究員の二名による報告が行われました。相澤氏からは『日本の「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」政策の経緯と展望』について、長尾氏からは「インドは中国とどう戦おうとしているか―直面する軍事的脅威とその対策」について報告があり、それぞれ活発な質疑応答が続きました。

共同研究プロジェクトは、成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)より助成を受けつつ、防衛大学校グローバルセキュリティセンター(GS)と協働する形で2026年度まで実施されます。プロジェクトのサブリーダーは、2024~2025年度は木村友彦客員准教授が、2026年度は渡邉優客員教授が務めます。