ともに⽣きる未来なら、⼀緒につくれる⽅がいい。

分断や格差…⼈と⼈との距離が離れていくこの時代。
だからこそ、⼈と⼈をつなぎ、違いをこえて、
今までになかった視点から、解決の⽷⼝を掴める⼈へ。

「国際⽇本学専攻(仮称)」と
「環境サステナビリティ学専攻(仮称)」。
2つの専⾨領域から、各々が知⾒を深め、
協働し、⼈を磨いていく。
⽂系・理系それぞれの専⾨性を掛け合わせ、
新たな答えを。

成蹊⼤学が創⽴以来掲げてきた「人間教育」の先で、
多様な⼈々が⽣きる世界を主体的に動かす、
「共創⼈材」を育成する多彩な学びが、
ここからはじまります。

Feature

グローバル・
コミュニケーション

世界とつながるグローバル・
コミュニケーション力を養う

卒業に必要な単位の約1/4は英語力強化を中心とした言語・グローバルスキル育成科目です。充実した英語学修と留学を通して語学力、異文化・多様性理解などグローバル社会で必要なスキルを身につけます。

  • #言語の壁をこえた議論に強くなる
  • #文化の違いを乗り越えて共感できる人材へ
  • #グローバル社会で活躍できる英語力を養う
学生の男女4人がディスカッションを行っている様子

フィールドワーク

国内外の地域でのフィールド
ワークで実践力を手にいれる

日本各地にとどまらず、多様な言語が飛び交う海外も学びの舞台。「国内フィールドスタディ」では地方の都市部や農村などが、「海外フィールドスタディ」では他国がそれぞれ直面している現実の課題等について現地の協力を得て学びます。

  • #地域文化に寄り添った課題解決へ
  • #プロジェクトマネジメント力を身につける
  • #現地に赴き、課題ヒアリング力を修得
学生たちの集合写真

データ分析・活用力

Society5.0時代の必須スキル、
データ分析・活用力を養う

「データサイエンス基礎」「統計学基礎」など、データサイエンスやAI技術を取り入れた授業を通して、今後あらゆる領域において必須となるデータ分析・活用力を修得。未来社会の中核として活躍できる人材の育成を目指します。

  • #説得力のある提案ができる人材へ
  • #ビッグデータ解析で、未来を予測する
  • #データサイエンスやAI技術を使いこなせる
ノートパソコンを使って生徒が授業を受けている様子

少人数制のゼミ教育

成蹊伝統のゼミ教育を4年間実施

少人数の学生が互いに学び合う双方向対話型の授業。時間をかけて一つのテーマを掘り下げていくプロセスを通じ、知識を身につけ、専門分野の学びを深めていきます。

  • #きめ細やかな指導をもとに、自らの個性を深める
  • #自分の考えを言語化する力を身につける
  • #社会で活躍するためのスキルを修得する
学生が向かい合って話し合っている様子

Field of Study

国内ではこれまで数少ない
「文理の複眼思考」を養う学部を目指します。
2つの専攻それぞれを通して専門性を身につけ、
また学びを横断させながら、
共創人材としての確かなスキル・知識を
身につけます。

(地域や世界の)社会課題の理解・解決/持続可能で、より良い未来の実現

こんな人にオススメ!

ふとした疑問や気づきも、2専攻の
多彩な学びにつながっていきます。

若者が「暮らし続けたい」と思える地域社会をつくるにはどうしたらいいだろう? 漫画やアニメといった日本の「ポップカルチャー」への学びを深めることで、海外でも注目を集める「日本の文化」の切り口から、世界中の人たちとコミュニケーションを図り、多様な分野とつながる糸口を掴みます。
災害リスクをもっと正確に。それが、もっと安心・安全なまちづくりにつながるはず。 たとえば地形について、地殻変動や海洋作用など、様々な力学や自然現象の知識を応用すれば、その場所ごとのメカニズムも解明できます。災害リスク評価やふさわしい土地利用計画にもつながります。
政治や経済のリーダーでなくても世界中の人たちとの橋渡しはできるのでは? 持続可能な地域社会の形成を考えるなら、その地域を特徴づける文化や伝統を活かした解決策が必要です。その基盤となる知識として、地域が抱える諸課題についても考察を深めていきます。
日本ならではの景色を、100年先まで守ることはできるだろうか。 「地球温暖化」は切っても切れないテーマのひとつ。その科学的根拠やメカニズム、地域ごとの影響と対策についてふれ、その予測を立てることで、今後の影響緩和を提言していくスキルを磨きます。

Majors

「国際共創学部(仮称)」は、
1学科「国際共創学科(仮称)」から構成され、
その下に「国際日本学専攻(仮称)」
および「環境サステナビリティ学専攻(仮称)」の
2つの専攻を設定します。

Skills

3つの力と複眼思考の図
  1. Critical Thinking

    文化・地域・環境に関わる課題をグローバルかつ分野横断的な視点で理解・研究できる知識と思考力

  2. Communication

    自らの取り組みを様々な手段を通して説明・発信し、人々の共感と支援を得ることができる表現力と発信力

  3. Collaboration

    多様な背景をもつ他者と協働しながら具体的な課題に取り組み、解決できるチームワーク力と実行力

Message

国際共創学部 学部長(就任予定)
藤原 均 教授

文系・理系の枠組みをこえた 「共創の学び」から、 新しい可能性を切り拓きましょう。 新しい可能性を 切り拓きましょう。

国際共創学部 学部長 藤原 均教授の写真

複雑化する現代の社会課題の解決には、様々な領域をまたいだ解決策を検討する必要があります。例えば「世界の"水"問題」について。「海水を真水に変える技術を使う」「井戸を掘る技術で解決」「政治・経済の力で水を分かち合う」「無駄のない水利用のシステムを考える」といった手段のほか、「水に関わる森林の保全が優先事項」「地域の慣習や信仰も大切」と、多様な意見も絡み合うことでしょう。

2026年4月に開設予定の「国際共創学部(仮称)」では、そうした複雑な社会課題を「他者と協働しながら」解決できる人材を目指します。「国際日本学(仮称)」および「環境サステナビリティ学(仮称)」の2専攻から、ひとつの物事に対して複眼的に思考を深める力を養うことが特徴。また、国際社会で通用する英語力やデータ分析力を身につける学びも重視し、国内外でのフィールドワークにより、実際の社会課題と直に向き合うことで、他では得られない多くを学んでいきます。

成蹊学園としても吉祥寺へのキャンパス移転、旧制成蹊高校の開学から100周年の節目。様々な角度から、次なる100年に向けた新しい伝統をつくる取り組みを進める最中です。その原点に立ち返り、大切にしてきた「人間教育」、そして成蹊大学の前身である旧制成蹊高校の教育の特徴でもあった「環境教育」を、現代に求められるESDの観点で再構築した、より実践的な学びを用意しています。

文系・理系といった既存の枠組みをこえて、他者とともに挑戦したいと考える人は、ぜひ当学部の学びから得られる新たな可能性を切り拓いてみてください。

Global Education
&
Study Abroad

留学

1年次からの留学を強く推奨。1年次では1-4週間の短期留学を、2年次以降に半年-1年間の中長期留学を推奨しています。2024年度現在、20地域44校の協定留学先があり、様々な留学制度や留学奨学金制度で海外での学修をサポートします。

  • 英語を学ぶ
  • 英語で学ぶ
  • グローバル力養成

レベルに応じた英語教育

1、2年次の授業*は、レベルに応じた学修を進めることで、各々の英語力を着実に高めていき、グローバルに役立つコミュニケーション力を強化するカリキュラムとなっています。

* 成蹊教養カリキュラムにおける英語の授業

  • 英語を学ぶ
  • 英語で学ぶ
  • グローバル力養成

豊富な科目群

英語で学ぶ・英語を学ぶ科目は必修・選択合わせて60科目超。国際社会への情報発信力や、情報収集力、様々な国や地域の人たちとコミュニケーションを図ることのできる力を身につけることを目指します。

  • 英語を学ぶ
  • 英語で学ぶ
  • グローバル力養成

異文化コミュニケーション

留学準備のための異文化理解を促進する科目も配置。「Intercultural Communication」では英語での交流に重きを置き、異なる背景を持つ他者とのコミュニケーションのポイントを学びます。

  • 英語を学ぶ
  • 英語で学ぶ
  • グローバル力養成

英語で学ぶ

国際共創学部のグローバル科目は「英語で学ぶ」*ことが中心。日本美術やポップ・カルチャー、気候や自然現象まで、あらゆるトピックを英語で学ぶことで、より実践的な英語力を養いながら、専門知識も身につけます。

* 科目によっては日本語でのサポート有

  • 英語を学ぶ
  • 英語で学ぶ
  • グローバル力養成

ゼミ科目での英語活用

2年次の後期には必修としてゼミ形式の「英語文献講読」を配置。英語文献の読解によって、論理的思考や批判的な読解能力の修得を目指すとともに、ディスカッションを通じ、異なる視点やアプローチを理解する力を養います。

  • 英語を学ぶ
  • 英語で学ぶ
  • グローバル力養成

初修外国語(第二外国語)

グローバル力養成のため、英語圏以外の言語や文化を知る科目群を配置。英語以外にもドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語を履修することが可能です。また、世界の言語として、ロシア語、タイ語、イタリア語の科目が用意されています。

  • 英語を学ぶ
  • 英語で学ぶ
  • グローバル力養成

GSP(成蹊Global Study Program)

グローバル化の時代に貢献できるスキルや積極性と柔軟性を備えた人材育成を目指す、全学部横断型の選抜制プログラム(2026年度カリキュラムから導入)。GSP修了に必要な科目・単位数の多くが国際共創学部のグローバル科目に含まれるため、履修しやすいのも特徴です。

  • 英語を学ぶ
  • 英語で学ぶ
  • グローバル力養成

少人数教育

成蹊伝統の少人数教育を英語、グローバル教育にも導入。25人程度のアクティブラーニング形式の授業を中心に、論理的思考力や表現力などの必須スキルを身につけます。

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  • 英語で学ぶ
  • グローバル力養成

Career

民間企業のグローバル部門

世界中を舞台に活躍する企業で、国際的なビジネス戦略や取引を担当。異文化理解や語学力を活かし、グローバルな視点から企業の成長をサポートします。

民間企業の
サステナビリティ(CSR)
部門・企画部門

企業や組織がサステナブル(持続可能)な活動の実現のため、部署や部門、企業同士を統括し、プロジェクトを推進する人材を目指します。

国家公務員・地方公務員
(国際交流や環境保全部門等)

国家機関や地方自治体で、国際交流や環境保全を担当する公務員。地域や国の持続可能な発展に貢献し、社会的な課題解決に向けた仕事を担います。

独立行政法人
(国際協力機構[JICA]等)

発展途上国への技術支援や国際協力を行う独立行政法人。世界の課題解決に貢献し、国や地域の境界を越えた人々のつながりを支援します。

地域づくり等の団体や
社会的企業

自然環境、サステナビリティ、SDGsをキーワードに、地域の特徴を理解し、地域社会に貢献する人材を目指します。

登録日本語教員

留学生を対象とした大学や日本語教育機関に留まらず、海外の語学学校において日本語や日本の文化・歴史の知識を伝えることができる人材を目指します。

大学院進学

自分の専門分野を深く学び、研究を通じた新しい知識の追究へ。大学院進学を通して将来の専門職や研究者としてのキャリアを築くステップを歩みます。

目指せる職業

●民間企業のグローバル部門

●民間企業のサステナビリティ(CSR)部門

●民間企業の企画部門

●国家公務員・地方公務員(国際交流部門や環境保全部門等)

●独立行政法人(国際協力機構[JICA]等)

●地域づくり等の団体や社会的企業

●登録日本語教員 ●大学院進学

目指せる資格

●登録日本語教員

* 「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」(令和5年法律第41号)に基づき、文部科学省への登録申請を、「登録日本語教員養成機関」は2025年度に、「登録実践研修機関」は2027年度に、それぞれ行う予定です。そのため、文部科学省における審査の結果、予定している各機関の開設時期等が変更となる可能性があります。

Movie

News

Overview

学部学科名称

国際共創学部(仮称)/
Faculty of Global Studies and Sustainability

国際共創学科(仮称)/
Department of Global Studies and Sustainability

専攻名称

国際日本学専攻(仮称)/
Major in Global Japanese Studies

環境サステナビリティ学専攻(仮称)/
Major in Environmental Sustainability Studies

入学定員
国際日本学専攻(仮称)募集人員 <75名>
環境サステナビリティ学専攻(仮称)募集人員 <75名>
修業年限
4年
学士
学士(学術)/
Bachelor of Global Studies and Sustainability
開設予定時期
2026年4月

Access

〒180-8633 東京武蔵野市吉祥寺北町3-3-1

JR中央線・総武線(東京メトロ東西線)/京王井の頭線

[吉祥寺駅]下車
吉祥寺駅より徒歩約15分
または吉祥寺駅北口バスのりば
1・2番より関東バス約5分
[成蹊学園前]下車

西武新宿線

[西武柳沢駅]下車
西武柳沢駅南口より
関東バス(吉祥寺駅行)約15分
[成蹊学園前]下車

国際共創学部とは

現代の社会課題の解決、そして持続可能な社会の実現のために。今まさに「文系」「理系」の枠組みをこえた複眼的思考、そして他者との「共創」によって、あらゆる活動を推進していける人材が求められています。この「国際共創学部」は、創立以来「ESD=持続可能な開発のための教育」に取り組んできた成蹊大学が、次の100年を見据えるなかでつくり上げられた学部です。
日本および世界の地域の文化や諸課題を知り、人の営みそのものを学ぶ「国際日本学専攻」。そして、自然環境や地理といった、人と社会を取り巻く「環境」を探究する「環境サステナビリティ学専攻」。2専攻による専門教育と「文理複眼」の思考を養う専攻を横断した学び。そして英語をはじめとする諸言語やデータサイエンスといった情報分析など、現代社会に必須となる多彩な学びを深めていきます。