ニュース&トピックス

【報告】佐治晴夫氏講演会「宇宙からみた地球環境 ―Liberal Artsの視座から考える―」

担当者所属:法科大学院
担当者名:武田 真一郎     

1.タイトル
佐治晴夫氏講演会「宇宙からみた地球環境 ―Liberal Artsの視座から考える―」

2.活動日時・場所
2019年 6月 8日(土) 16:30~18:15

3.参加人数
150名

4.活動内容
成蹊学園の児童・生徒・学生・教職員のほか近隣にお住まいの方などを対象に、北海道美瑛町・美宙天文台の台長をされている佐治晴夫先にご講演いただきました。講演では、地球上で人類を含む生命が発達し、宇宙の成り立ちについてまで考察するようになった要因としては、地球と太陽の距離が適切であり、地球上に水が液体で存在する環境であったこと、地球の大きさが直径約13000kmであったために重力も適切だったことが重要であるというお話しがありました。また、講演の中では宇宙から見た地球の画像が映写され、「宇宙から地球を見ると本当にか細く輝く小さな星だけれど、逆にその環境がいかに貴重かを痛感する」という物理学者カール・セーガンの言葉が紹介されました。物理学者ならではの視点に立脚した佐治先生のお話は、満場の聴衆に深い感銘を残しました。

5.成果と課題
佐治先生の講演は自然科学や芸術などきわめて広い視野からこの世界の成り立ちを語っており、いつもとはまったく異なる観点から環境を考える契機となりました。今回は教室があまり広くなかったのでPRを控えめにしましたが、次回は大きな教室を使ってより多くの方々に聞いていただきたいと思います。