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【開催延期】成蹊オープン・ゼミ「オーロラと宇宙シンポジウム-金星探査機 あかつき-」

本イベントは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴い、2月21日(金)の開催を取り止めとし延期いたします。開催を楽しみにしていただいた皆様には、誠に申し訳ございません。
なお、延期開催の日程については、決定次第、改めてお知らせいたします。

成蹊学園サステナビリティ教育研究センターでは、2020年2月21日(金)に、一貫連携教育の取り組み「成蹊オープン・ゼミ」の一つとして、「オーロラと宇宙シンポジウム-金星探査機 あかつき-」を開催します。JAXA宇宙科学研究所教授の中村正人氏をお招きし、金星探査機「あかつき」に関する成果、プロジェクトの概要などをご紹介します。

成蹊学園の児童・生徒・学生・教職員のほか近隣にお住まいの方など、どなたでもご自由にご参加いただけます。ぜひご来場ください。

日 時:2020年 2月21 日(金)16:30〜18:00
場 所:成蹊学園本館大講堂
講 師:中村正人氏(JAXA宇宙科学研究所教授、金星探査機「あかつき」プロジェクトマネージャ)

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「あかつき」とは
金星探査機「あかつき」は、金星大気の謎を解明するために開発された惑星探査機です。

2010年5月21日(日本標準時)に種子島宇宙センターから打ち上げられ、2015年12月7日、日本の探査機として初めて地球以外の惑星を回る軌道に入ることに成功しました。
「あかつき」は赤外線、可視光線、紫外線で金星大気を撮影する5台のカメラと、気温などの高度分布を観測するための電波発振器を備えており、金星を約10日で1周する楕円軌道を回りながら、大気の流れや組成、また雷や火山活動の有無などを調べます。
「あかつき」が挑む金星は、地球とほぼ同じ大きさの惑星で「地球の兄弟星」と言われますが、大気は地球の100倍近くあり、高温の二酸化炭素で覆われています。 また上空では毎秒100 mにも達する「スーパーローテーション」と呼ばれる暴風が吹き荒れており、原因はいまだ明らかになっていません。
「あかつき」は6台の観測機器を駆使して金星の気象現象を詳細に観測することを目指しており、その結果、金星だけでなく様々な惑星に共通する気象現象の理解、ひいては地球の大気がなぜ今私たちが知るような姿をしているのか、また将来どうなっていくのかについての理解が進むことが期待されています。
(JAXA webページ http://akatsuki.isas.jaxa.jp/mission/ より)