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【報告】地球温暖化とわたしたちの未来

■日時:
2020年11月14日(土)13:00~14:30
■場所:
Zoomによるオンライン講座
■参加人数:
武蔵野市立小学校児童(5~6年生)14名、成蹊小学校児童(6年生)6名
■主催
成蹊学園サステナビリティ教育研究センター
■共催
武蔵野市教育委員会、オフィス気象キャスター株式会社
■後援
ESD活動支援センター/関東地方ESD活動支援センター

この活動は、昨年度に続き2回目の実施となります。武蔵野市立小学校と成蹊小学校の児童を対象とし、当日は20名の小学生の皆さんが集まってくれました。講師として、むさしのFMキャスターの川崎亜有子さん(気象予報士・防災士)をお招きし、Zoomを用いた全面オンラインの講座として実施しました。

前半では、地球温暖化の状況とその予測についての最新情報の提供と、地球温暖化によって起こる海面上昇や二酸化炭素による海洋酸性化を模擬実験によって確認しました。後半は、温暖化の未来を予測する年表を作ったり、温暖化の進行を遅らせることができる対策について発表してもらいました。参加者からは、「昔の日本の生活をする」「宇宙太陽光発電をする」「(海面上昇で)水没しないように土地を高くする」など、ユニークなアイデアが出されました。

Zoomでのオンライン講座は初めてという参加者もいましたが、事後アンケートでは、全員が「楽しかった」と答えてくれました。また、「未来の天気予報が面白かった」「実験が興味深かった」「他の学校の人の意見が聞けた」などの感想が寄せられました。

このオンライン講座のダイジェスト版の動画が、武蔵野市主催「第13回むさしの環境フェスタ」特設ブースで2021年3月末まで公開されています。成蹊学園サステナビリティ教育研究センターの出展動画と併せて、是非ご視聴ください。

今年度はCOVID-19感染防止対策のため、オンライン講座として実施しました。グループワークと発表は避けて、全員での意見交換としましたが、活発な発言があって充実した内容となりました。3年目となる次年度は、より充実した講座となるよう計画できればと考えています。

(報告者:成蹊大学理工学部教授 宮下 敦)