ニュース&トピックス

中学生が舞台衣裳の体験ワークショップに参加しました

成蹊中学校の特別研究グループ「歌舞伎」では、8月30日に松竹衣裳株式会社のご協力により、歌舞伎から誕生した日本舞踊の名作の衣裳の着付けを体験する特別ワークショップを実施しました。

ワークショップに参加した生徒たちは、実際に衣装を身につけたり、複雑な着付けの助手をしたりして、豪華な衣裳の重さや手触り、金糸銀糸で縫い取られた伝統的な模様・意匠に触れ、伝統の技を学びました。

講師のお二人、長年着付けを担当されてきた鈴木さんと、歌舞伎が大好きで舞台衣裳の世界に飛び込まれた中居さんからは、衣裳の製作・保存、過去未来に渡る伝統芸能の世界について、また、その世界で働くことの喜びやご苦労などをお話いただきました。未来へ伝えたい伝統文化の世界にふれる貴重な機会となりましたこと、ご協力いただいた松竹衣裳株式会社舞踊課の皆様に感謝申し上げます。

今回のワークショップの成果は、9月30日と10月1日に開催する蹊祭(こみちさい:文化祭)で発表します。

松竹衣裳株式会社の中居さんと鈴木さん