【報告】客員フェロー田中一秀氏が、大垣市で海洋生物の体の構造を学ぶ講座を行いました
■日時:
2024年10月20日(日)10:00~11:30
■場所:
大垣市スイトピアセンター(岐阜県大垣市)
■参加人数
48名
■主催
公益財団法人大垣市文化事業団
サステナビリティ教育研究センター客員フェローの田中一秀氏(サイエンスイラストレーターずかんくん)が、海洋生物の体の構造を学ぶ講座として開催された、公益財団法人大垣市文化事業団主催「科学大好きセミナー イカのからだのヒミツを調べよう」の講師として参加しました。
当日は、小学生を対象として、1年生から5年生までの子ども24名とその家族あわせて48名が参加しました。
同施設で、今年の夏に開催したメダカ教室と同様に、会場正面の黒板には地元企業から提供された廃材ロール紙が貼られ、そこに田中氏(ずかんくん)が海に暮らす海洋生物の姿やイカの体の構造・しくみなどのイラストを交えて、家庭の台所でも身近な存在であるイカを題材にして分かりやすく説明しました。
小学生一人ひとりに、イカを1杯ずつ手渡して解剖し、重要な体のパーツを自分の手で取り出してもらい、理解を深めました。
最後はイカから「墨袋(すみぶくろ)」を取り出して、みんなで「イカ墨習字」をして楽しみました。
<参加者からの感想<開催後に行ったアンケートより>
・海や川の生き物が大好きですが、なかなか海へ行けないので楽しかったです。
・大好きな生物を直に触り、沢山学べました。
・イカの詳しい体の構造が知れて良い経験になりました。
・イカの歯を取るのが楽しかったです。
・子どもがイカを可愛いと興味を持ち、今度イカを食べてみようかなという言葉もでました。墨で絵を描くのを楽しみにしていたので大満足。
(報告者および特別講義講師:サイエンスイラストレーター、成蹊学園サステナビリティ教育研究センター客員フェロー 田中一秀)

教室風景

真剣な子どもたち

参加した子どもとのやり取り

取り出したイカのカラダ部位(カラストンビと角質環)

説明模様

参加した子どもがイカ墨で描きました