■開催日時
2023年11月4日(土)13:30~16:00
■会場
6号館301教室
■主催
成蹊大学アジア太平洋研究センター
■参加者数
244名
■出演者(登壇順・敬称略)
講演者
渡辺 努(東京大学大学院経済学研究科 教授)
崔 真淑 氏(株式会社グッド・ニュースアンドカンパニーズ 代表取締役)
マルクス・ヘッケル 氏(ドイツ日本研究所 シニア・リサーチ・フェロー)
司会者
永野 護(成蹊大学経済学部教授/アジア太平洋研究センター所長)
2023年11月4日に成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)主催講演会「東京の物価はどこまで上がるのか?」が6号館301教室で開催されました。3連休の中日にもかかわらず244名の方にご来場いただきました。
本講演会は経済学部の永野護教授が司会を務め、渡辺努(東京大学大学院経済学研究科教授)、崔真淑(グッドニュースアンドカンパニーズ代表取締役)、マルクス・ヘッケル(ドイツ日本研究所シニア・リサーチ・フェロー)の3名にご講演いただきました。コロナ禍を経て物価の上昇、円安が日本の経済や家計に大きな影響を与えていますが、渡辺教授はマクロ経済学の観点から日本の物価の傾向について、崔氏は投資の動向と金融リテラシーについて、ヘッケル氏は日本銀行の金融政策の評価についてお話いただきました。
物価高と円安で目の前の生活苦に着目しがちですが、マクロ経済の視点や他国との比較、金融政策全体を概観するご講演により、巨視的に現在の経済状況を理解する大変貴重な機会となりました。
(CAPSポスト・ドクター 波照間 陽)
記事掲載『CAPS Newsletter No.161』予定
