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【注意喚起】長期インターンシップについて ー友情商法・ブラックインターンシップにご注意くださいー

Career Support

最近、長期インターンシップに関するトラブルの問い合わせがキャリア支援センターに多数寄せられています。その多くが、「友人(先輩、エージェントなど含む)から、長期インターンシップを勧められた」ケースです。

長期のインターンシップ(就業体験)は、実際に活躍するビジネスパーソンと一緒に実務と同等の仕事に就くことで、短期間のインターンシップでは得られない仕事の醍醐味を味わうことができ、社会人基礎力を養う貴重な経験とされています。

しかし、実際は学生を単なる「労働力」として扱う企業が多く、インターンシップ選びには注意が必要です。長時間労働や深夜の時間帯での勤務を強いたり、ノルマを課したり、賃金を適切に支払わなかったりするなどの「ブラックインターンシップ」が増えていることが報告されています。こうしたブラックインターンシップは、「友情商法」と呼ばれ、友人や知人等からSNS等を通じて勧誘を受けたことがきっかけとなっていることが多いのも特徴です。この「友情商法」は、特定団体の利益のために⾃⾝の「交友関係」や「信頼」を提供させることにより、人間関係を壊す可能性が高い危険な行為といえます。さらにあなた自身も加害者になる可能性があります。

また、長期インターンシップに取り組む理由として、「就活に有利そうだから」、「ガクチカがないから」、「営業スキルを身につけることができそうだから」との声が多いですが、ガクチカについていえば、どのように活動に取り組み、そこから何を学んだかを伝えることが重要で、インターンシップである必要はありません。現在続けている部活やサークル活動、ゼミ活動、ボランティア、アルバイトなどをしっかりと取り組むことが大切になります。そこに、「あなたらしさ」を表すことができます。

もし、インターンシップについて、不安や心配なことがありましたら、"契約する前" 、"参加する前"にキャリア支援センターや専門機関の相談窓口(お住まいの地域の消費生活センター・労働基準監督署)に相談してください。また、インターンシップにかかわらず就職活動に対して少しでも不安がある方は、お気軽にキャリア支援センターへご相談ください。

成蹊大学キャリア支援センター(平日9:00~17:00)
連絡先:0422-37-3543 / job@jim.seikei.ac.jp
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