2013年春より、成蹊大学では3年次生及び大学院1年次生を対象に、ビジネスの中心地である丸の内を主な舞台とした「丸の内ビジネス研修(MBT: Marunouchi Business Training)」がスタートしました。 学部を越えて取り組む産学連携の人材育成プログラムです。
徹底した実践体験で社会に求められる力の素地をつくる
- 1多業種・多職種の企業とのコラボレーション
- 2文理融合(経済学部・経営学部・法学部・文学部・理工学部)のプロジェクト
- 3課題解決型プログラム
Experience
丸の内ビジネス研修(Marunouchi Business Training、以下MBT)は、約7カ月間かけて行う学部横断型の産学連携人材育成プログラムです。論理的思考力を鍛える「学内準備研修」、企業担当者の指導のもとで与えられた課題に取り組む「丸の内研修」を経て、企業での「インターンシップ実習」に参加。最終的には「丸の内成果発表会」にて企業関係者へ向け課題の成果発表やインターンシップの成果を報告します。研修や討論においては文系・理系の学生が一緒に取り組むのも特徴。異なる考え方や専門分野への相互理解を深め、協働して課題を発見、解決する力を身につけます。
協力企業一覧(2023年度)
- 三菱電機株式会社
- 三菱ロジスネクスト株式会社
- 三菱重工業株式会社
- 東京海上日動システムズ株式会社
- 株式会社三菱総合研究所
- 新菱冷熱工業株式会社
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 株式会社オカムラ
- 三菱地所プロパティマネジメント株式会社
- 京セラ株式会社
- 三菱地所リアルエステートサービス株式会社
- 明治安田生命保険相互会社
- 三菱オートリース株式会社
- AGC株式会社
丸の内ビジネス研修(MBT)の流れ
Flow
学内準備研修
コミュニケーション力、課題解決力強化に向けた学内準備講座とビジネスマナー講座が行われます。各企業からあらかじめ課題が出されており、それに対する取り組み方の指導を中心に、コミュニケーション能力の向上と、課題解決力のスキルアップに取り組みます。
学内準備講座
・グループごとに、企業から提供された課題解決に取り組み、ディスカッションとプレゼンテーションを繰り返し実施します。
・課題解決とプレゼンテーションに必要なスキルを「MBT準備講座※」で提供された動画を通じて学び、学内準備研修での実践を通じて身に付けます。
ビジネスマナー講座
・ビジネスで必要なコミュニケーションについて専門の講師を招いて学びます。
※MBT準備講座
2年次後期に「MBT準備講座」を開講し、課題解決とプレゼンテーションに必要なスキルを動画とグループワークなどを通じて学びます。なお「MBT準備講座」の履修の有無はMBTの選考には影響しません。
丸の内研修
各企業から提示された課題についてチームで取り組み、プレゼンテーションや討論を行うほか、第一線で働く企業の方から企業の課題や取り組みについて講演いただいたり、企業見学を通じて理解を深めます。
丸の内研修課題(例)
・学生生活の悩みを解決する/楽しさを増大するデジタルサービス(スマホアプリ)の儲かるビジネスを考えてみよう
・10年後の未来を予想して、素材メーカーがモビリティ・エレクトロニクス・ライフサイエンスの何れかの分野で貢献できる製品を提案してください
国内における「社会環境の変化に対応した物流機器メーカーとしての販売促進策」を検討してみよう
・脱炭素社会を見据えて、モビリティサービスで出来ることを考える
・将来的なオフィス需要の動向を予想し、プロパティマネジメント会社としてオーナーニーズを満たすためのサービスを提案せよ
インターンシップ実習
営業同行(文系)、工場実習(理系)など各企業で就業体験をするほか、企業によっては成蹊大学向けの特別なプログラムが準備されています。
インターンシップ成果発表会/丸の内成果発表会
インターンシップ成果発表会ではインターンシップ実習を終えたMBT参加者全員が、実習の内容や与えられた課題とその解決策、その経験を今後どう活かしていくのかを学内で発表します。また丸の内成果発表会では、丸の内研修で取り組んだ課題についての最終成果を、全ての協力企業の担当者や関係者に向けて発表します。
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