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けやき循環プロジェクト「松林で学ぼう親子自然教室」(賛助会員支援イベント)を開催しました

1月12日(土)、成蹊小学校で、けやき循環プロジェクト「松林で学ぼう親子自然教室」(賛助会員支援イベント)が開催されました。

今年度よりサステナビリティ教育研究センターの活動として展開している「けやき循環プロジェクト」では、小学校を中心に、集めたけやきの落ち葉を使った堆肥作りを行っています。今回のイベントでは、小学校1年生の16組の親子が"落ち葉からの堆肥作り"の持つ資源活用の意味を体験し学び、自然の豊かさを味わうワークショップに参加しました。

午前中は、鴨志田農園(三鷹市)の鴨志田純さんから、堆肥作りについての説明を受けた後、実際に堆肥を仕込む作業を行いました。けやきの落ち葉、馬場の馬糞、もみがら等の材料を混ぜ合わせ、水分を60パーセントにするため水を加えます。大量の材料をシャベルで混ぜ合わせる作業は、力のいる大変なものでしたが、参加した親子・教職員みんなで協力して行いました。

昼食は、松林でけやきの落ち葉を燃やして焚き火を行い、焼き芋と焼きおにぎりを味わいました。雪の舞う寒空の下でしたが、焚き火を囲み食べる昼食はとても美味しく、子供たちもおかわりをしてお腹を満たしていました。

午後は、吉祥寺産のハチミツを作っている都市養蜂家の金子裕輝さんが、ミツバチの生態や養蜂について説明をしてくださり、参加者からは普段食べているハチミツに関する疑問について様々な質問があがりました。その後、吉祥寺で採れたハチミツを瓶に詰め、ラベルを貼り、お土産として持ち帰りました。また、昼食前に自分たちで煉った生地を焚き火で焼いたパンに、ハチミツをつけて食べました。その美味しさに、参加者みんな笑顔でイベントを終えました。

なお、この日仕込んだ堆肥は発酵させ、何回か切り返し作業を行って完成させた後、小学校の畑や学内のプランターにまいて使用します。