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【報告】武蔵野ふるさと歴史館特集展示関連ワークショップ「雪の結晶を作って、撮影してみよう」

担当者所属:成蹊大学理工学部
担当者名:宮下 敦、池上敦子    

1.タイトル
武蔵野ふるさと歴史館特集展示関連ワークショップ「雪の結晶を作って、撮影してみよう」

2.活動日時・場所
2019年 2月 2日(土) 14:00 ~ 15:30 

3.参加人数
武蔵野市内小中学生 (31名)

4.活動内容
武蔵野ふるさと歴史館の特集展示「寒さと雪と武蔵野の人々」に関連ワークショップとして、成蹊学園サステナビリティ教育研究センターとの共催の形で、「雪の結晶を作って、撮影してみよう」を実施しました。対象は、市内の小学校4年生~中学校2年生までで、実験を含むため36名を上限として公募し、抽選で31名の方にご参加頂きました。まず、SDGsやESDを含めて成蹊学園サステナビリティ教育センターの紹介の後、展示に使用して頂いている成蹊気象観測所とそのデータについて説明しました。その後、土井利位の雪華図説を紹介しながら、雪結晶の形や観察方法について動画をまじえて学習してもらいました。最後に、ドライアイスを使って人工の雪結晶を作成し、持参して頂いたカメラやスマートフォンを使って結晶の撮影実習を行いました。

5.成果と課題
結晶形を原子分子を使って説明したので小学校4年生には少し難しかったようですが、参加者の感想は「楽しかった」が大多数でした。雪結晶の撮影方法は、気象研究所が呼びかけている市民参加型研究「#関東雪結晶」( http://www。mri-jma。go。jp/Dep/fo/fo3/araki/snowcrystals。html )の練習を兼ねていて、今回のワークショップにより武蔵野市から研究参加者が増えてくれることを期待しています。撮影方法の動画教材をご提供頂いた荒木健太郎先生(気象研)に深く感謝いたします。

雪の結晶の形を思い出す

人工雪結晶を接写しているところ

ワークショップ会場の様子

J/COMの取材の様子