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知的好奇心でつながるワンキャンパス『成蹊オープン・ゼミ』企画・「オーロラと宇宙」シンポジウム(協力:国立極地研究所)を開催しました

成蹊学園サステナビリティ教育研究センターは、2月15日(金)にオーロラを通じて宇宙や地球を知ることを目的とした「オーロラと宇宙」シンポジウム(協力:国立極地研究所)を学園本館大講堂で開催しました。

このシンポジウムは、宇宙科学を楽しむシンポジウムとして今年で4回目の開催となります。当日は、成蹊学園の児童・生徒・学生・教職員のほか近隣にお住まいの方など、100名を超える参加者がありました。

最初に、京都大学地球惑星科学専攻の齊藤昭則准教授が、様々な惑星の映像を投影してデジタル4次元地球儀「ダジックアース」の紹介をしてくださった後、国立極地研究所の片岡龍峰准教授から、オーロラについて基礎知識から最新の研究成果まで解説していただきました。併せて映し出された不思議に輝くオーロラの美しい映像に参加者は見入っていました。続いて、第58次南極地域観測隊員でもある国立極地研究所の江尻省助教が、南極滞在時のエピソードや映像を交えて講演してくださいました。講演後の質問タイムでは、積極的に手が挙がり、熱心な質疑応答が続きました。

また、会場には、南極で実際に使われた防寒具や南極の氷を展示し、参加者に南極の自然を実感していただきました。

なお、同日シンポジウムとは別に、成蹊小学校の5年生約130名を対象として、小学校けやきホールにて「地球と宇宙」特別授業が行われ、片岡先生、江尻先生の興味深いお話に、子どもたちも目を輝かせながら聞き入っていました。