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【報告】成蹊中学校中学生を対象としたNPO法人気象キャスターネットワーク・ 環境省主催、の出前授業「地球温暖化の最新情報 未来の地球と私たちのくらし」

担当者所属:成蹊大学理工学部、成蹊中学・高等学校
担当者名:宮下敦、池上敦子、田中     

1.タイトル
成蹊中学校中学生を対象としたNPO法人気象キャスターネットワーク・ 環境省主催、の出前授業「地球温暖化の最新情報 未来の地球と私たちのくらし」の実施

2.活動日時・場所
2019年 1月31日(木) 13:30 ~ 15:30 

3.参加人数
成蹊中学校1~3年生 (10名)

4.活動内容
地球温暖化問題とそれに対する対策はSDGsの中で最も重要な課題の一つです。地球温暖化問題とその対策の理解を深める目的で、 NPO法人気象キャスターネットワーク(WCN)と 環境省が主催する、「地球温暖化の最新情報 未来の地球と私たちのくらし」の出前授業を成蹊中学校生徒を対象に実施して頂きました。当日は、WCNの縣 梨花氏と岩谷忠幸氏のお二人から、環境省が推進している「COOL CHOICE」運動や地球温暖化予測について基礎的なお話とそれに関係する実験をして頂いた後、地球温暖化に対してどのように取り組んでいくか、中学生同士のグループワークによる議論をご指導頂きました。中学生からは、「自分たちが大人になったときには地球が大きく変化しているというお話に驚いた」「グループワークでいろいろなことを考えることができてよかった」などの感想がありました。

5.成果と課題
インフルエンザによる学級閉鎖の影響で少人数になってしまいましたが、その分、この問題に興味関心の高い中学生が集まり、効果の高い授業となりました。単なる情報伝達ではなく、海面上昇や海水による二酸化炭素吸収の模擬実験の体験や、地球温暖化やその対策の年表の読み取りと自分の未来を重ね合わせてグループワークで対策のアイデアを考えるなど、参加者の体験や自らの考えを高めることができる深い学習でした。自分の未来を考える部分では、キャリアガイダンスの要素も含み、中学生には貴重な経験になったと考えられます。

未来の天気予報

海面上昇の模擬実験

グループワーク

温暖化対策のアイデア発表