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オンライン講演会-オーロラと宇宙シンポジウム特別回「太陽から吹く風と磁石惑星」開催のお知らせ

成蹊学園サステナビリティ教育研究センターでは、「アフターコロナのSDGs/ESD ~希望にあふれる未来のために~」のテーマで、オンライン講演会とリレーコラムを実施しています。今回のオンライン講演会は、毎年2月に開催している「オーロラと宇宙シンポジウム」の特別回として、「太陽から吹く風と磁石惑星」を開催します。

成蹊学園の児童・生徒・学生・教職員のほか近隣にお住まいの方など、どなたでもご自由にご参加いただけます。ぜひご参加ください。

タイトル:「太陽から吹く風と磁石惑星」
日  時:2022年2月27日(日)14:00~
講  師:松岡 彩子 氏
     京都大学大学院理学研究科教授、地磁気世界資料解析センターセンター長

内  容:地球や水星、木星などは、大きな磁石の惑星です。磁石惑星が持つ磁場は、その惑星がどのような環境になるのかを決める、重要な要素です。太陽からは電気を帯びた薄いガス(太陽風)が吹き出して、毎秒400キロメートルの高速で太陽系内を外側へ向かって吹いています。太陽風が惑星にぶつかることにより惑星に与える影響は、惑星が持つ磁場によって大きく変わります。これまで私たちは地球だけでなく太陽系の多くの惑星について、太陽風が惑星の環境に及ぼす影響を、探査機を使って調べてきました。この講演では、最近の成果や将来の探査計画を紹介します。

参加方法:本イベントはZoomを利用します。以下よりご参加ください(申込不要)。
【URL】 https://us06web.zoom.us/j/85344801369
【ID】 853 4480 1369
【パスワード】 不要

講師略歴:静岡県生まれ、理学博士。JAXA宇宙科学研究所勤務を経て2020年より現職。地球磁気圏探査衛星「あけぼの」プロジェクトマネージャ、国際水星探査計画 BepiColombo「みお」磁場観測副主任研究者(Co-PI)等、地球や惑星周辺の宇宙空間を探査する多数のミッションに携わる。

<2月11日は「科学における女性と女児の国際デー」>
この国際デーは、2015年の国連総会にて、女性と女児が科学技術の分野において果たす重要な役割を認識し評価する目的で制定され、女性や女児が科学分野に完全かつ平等にアクセスし、参加できる機会を推進しています。