ニュース&トピックス

けやき循環プロジェクト「堆肥」が完成しました

サステナビリティ教育研究センターのもと環境活動を展開している「けやき循環プロジェクト」では、2017年から小学校を中心に、集めた落ち葉を使った堆肥作りを行っています。

昨年11月16日に、小学校5年生が、堆肥作りをご指導いただいている鴨志田農園(三鷹市)の鴨志田純さんによる授業を受けました。翌日には、授業で教えてもらった作業ポイントに注意しながら集めた落ち葉や、大学馬術部の馬場で出る馬糞のほか、米ぬか、もみがら等の材料を混ぜ合わせ、仕込み作業を行いました。

袋につめた堆肥の温度は仕込み作業後に、徐々に上昇し60度台後半になります。発酵を進めるために11月から1月にかけて6回の切り返し作業を行いました。まんべんなくサンプリングした堆肥で発酵に適した水分量になっているかを調べ、全体に水を加えてから袋に戻します。小学生たちはスコップを使って堆肥を混ぜ合わせたり、バケツで水を運んだり、堆肥の匂いや手触りを確かめながら、元気いっぱい作業を行いました。
 やがて温度が40度を切ると成熟期間に入り、優しい匂いの手触りのよい堆肥が完成しました。完成した堆肥は小学校の畑で行う栽培活動や構内のプランター花植えの際に使用します。

けやき循環プロジェクトの概要はこちら